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<p>田畑千恵子（たばた ちえこ）は、駿台予備学校古文科講師。</p><h2 id="v0750eb9">経歴</h2><ul class="list1 list-indent"><li>早稲田大学第一文学部卒業。</li><li>早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。<ul class="list2 list-indent"><li>専門分野は平安時代の散文</li></ul></li><li>早稲田大学エクステンションセンター講師。</li></ul><h2 id="vce1af40">授業</h2><ul class="list1 list-indent"><li>基本的に穏やかな授業展開。たまに照れながら冗談を言う<ul class="list2 list-indent"><li>願書の写真撮影の最終日で授業を切ってまで写真を撮ろうとしたと思われる者（アホ）が、必要書類を教室に忘れて授業開始直前に急いで取りに来るという馬鹿な展開を、何も見咎めないほどには穏やかである。</li></ul></li><li>とはいえ、居眠りや内職といった基本的な受講マナーについてはきちんと叱る。<ul class="list2 list-indent"><li>以前は居眠りしていると厳しく叱られたそうだが、今では比較的穏やかに起こされるようになっている。</li><li>現代語訳を見ながら授業を聞くとまれに立腹なさる。</li><li>内職や古文に関係ない他科目教材を机上に出しての受講は厳禁。見つけると注意される。<ul class="list3 list-indent"><li>師にとっては、目につくだけでも嫌であるよう。その時間はどうしても古文以外の科目をやりたい、あるいはやらなければならないのであれば、欠席した方が好ましい。師もそれを薦めている。</li></ul></li></ul></li><li>文法・単語・古典常識・読解・解答法と、一通り全て扱う授業。<ul class="list2 list-indent"><li>基本文法などは講座・クラスによっては既知のものとする場合もある。</li><li>記述・マーク共に解答法にはしっかり触れる。</li><li>プロセスを説明せずに品詞分解の結果と全訳をただよみあげるような高校教師の指導をしばしば皮肉る。例えば、原文の横を一行開けて口語訳を書く等、は無駄な作業と考えている（これは、正論である）。</li><li>古文の参考書として有名な「<a href="荻野文子">マドンナ古文</a>」は解説が間違っている箇所があるとおっしゃる（全ての内容を否定しているわけではない）。</li></ul></li><li>古文常識についても丁寧に教授してくださる（読解の上で非常に便利）。<ul class="list2 list-indent"><li>読解のみならずその作品の時代背景や現代社会に通じる例を用いて分かりやすく解説。</li><li>リード文や冒頭の文章から「どういった内容が後に出てくるか」を古典常識を活用して予め想定しながら読む（読んでいるうちに想定外の内容であれば、その都度修正）ことを推奨する。</li><li>口頭で言うことが多いが、暗記あるいは試験の際の手助けになることなのでじっくり聞くか、余裕が有ればメモを取っておくのも良い。</li><li>もちろん、古典常識から予想するだけではなく、本文に書かれている言葉から、登場人物の「こころ」もしっかりとわかりやすく解説してくれる。<br />便利）。</li></ul></li><li>文学史のプリントが分かりやすい。</li></ul><h2 id="s08da3a7">担当授業</h2><p>　１号館,２号館,３号館,池袋校に出講。</p><div class="plugin" contenteditable="false" style="cursor:default">#fold{{{<br /><br />}}}</div><div class="plugin" contenteditable="false" style="cursor:default">#fold{{{<br /><br />}}}</div><div class="plugin" contenteditable="false" style="cursor:default">#fold{{{<br /><br />}}}</div><div class="plugin" contenteditable="false" style="cursor:default">#fold{{{<br /><br />}}}</div><div class="plugin" contenteditable="false" style="cursor:default">#fold{{{<br /><br />}}}</div><h2 id="vce1af41">人物</h2><ul class="list1 list-indent"><li>髪はベリーショートで、とてもおしゃれ。お美しい方である。<ul class="list2 list-indent"><li>それなりの年齢ではあるが、笑ったりすると可愛らしさも感じられる。</li></ul></li><li><s>30年以上前の昭和の終わりから駿台に出講なさっているが、</s>一応、浪人生の3倍は生きていないらしい。</li><li>真面目そうな雰囲気だが、時々冗談を言うこともある。しかし冗談を言うなんて自分のキャラには合わないと思っているらしく、「私疲れてるのかも」と直後に言ったりする。 <ul class="list2 list-indent"><li>「筑波の道というのは連歌の事です。ｳﾌﾌつくばエクスプレスではありませんよ笑」</li><li>理系クラスだとたびたび滑っていることも。あまりにも反応が悪い<a href="クラス">クラス</a>では「もうこの<a href="クラス">クラス</a>では冗談言いませんっ」と宣言し全く冗談を言わなくなる。</li><li>冗談の中には、（ブラックジョークまではいかないが）少しトゲのあるものもある。その際は、やはり照れながら「こんなこと言っちゃいけないわよねぇ」と言う。<ul class="list3 list-indent"><li>「みんな全国模試（=駿台全国模試(ハイレベル)）のことを残酷模試って言ってるらしいけど、あれは残酷なんじゃなくてちょっとサディスティックなだけよ。」とも。</li><li>ちなみに、この発言をした時の全国模試の古文の問題は師が作成したものだった。</li></ul></li></ul></li><li>テキスト執筆や模試作成にも関わっている。<ul class="list2 list-indent"><li>最近では、他の駿台古文科の重鎮と共に東大入試実戦模試や全国模試の監修にも携わっている。「今ね、模試作っててね、昨夜3時間しか寝てないのよ笑　頭が回らないのよね～」</li><li>早大古文研究のテキストを監修されており、早大古文には定評あり。かつては早稲田の教育学部や文学部で、現在は社会人向けの講座で教鞭をとられている事もあり、早稲田の古文にとても詳しい。2015年度入試において冬期講習の早大古典（出題者は田畑師）で扱った文章がその年の文学部で出題された。(師曰く、文学部や教育学部の入試で扱われる文章は、的中させるつもりがなくても的中することがあるらしい。)また、各学部別の傾向と対策が分かりやすく書かれたプリントを配って下さることもある。</li><li>普段、師の早大古文研究を受けていない人にとってはとてもありがたい。</li></ul></li><li>古典文法エッセンスをタブレット教材にしないように強く言っておられたが、駿台当局により2021年度からデジタル化された。</li><li>3号館の文系、文系演習クラスを中心に、講習会の「<a href="東大古文/夏期講習">東大古文</a>」も担当されている駿台古文科の重鎮の1人。</li><li>修士課程から博士課程に進む際の試験に第二外国語が必要で、<s>へそ曲がり(と自称しておられた)</s>の師は、教養課程で学んでいたドイツ語を選択し、直前に5500もの単語を頭にたたき込んで見事成績トップで進学を果たした。<ul class="list2 list-indent"><li>だらだらとした読みの積み重ねがあれば、直前に一気に単語を叩き込むことで最後に力を伸ばせる、ということらしい。</li></ul></li><li>沢尻エリカを目の敵にしている。特に「別に…」発言は師のお気に召さないようである。因みに沢尻エリカは2019年11月に薬物関係で御用となったが…。</li><li>一部の講師からは恐れられているらしい。森下師曰く、「私立文系は大学ではありません」と言い放った<a href="雲幸一郎">雲幸一郎</a>師も、田畑師から「私のことバカにしてるんでしょう？」と詰め寄られ、頭が上がらなかったそう。</li></ul><h2 id="nf32ff5c">著書</h2><ul class="list1 list-indent"><li>「古文必修問題集 [演習編]（駿台受験シリーズ）」（田畑千恵子・白鳥永興 共著　駿台文庫、2005年4月15日）</li></ul><ul class="list1 list-indent"><li>「古文インプット52―文法・和歌の修辞・演習―（駿台受験シリーズ）」（白鳥永興・田畑千恵子 共著　駿台文庫、2017年12月21日）<ul class="list2 list-indent"><li>何らかの教材で古典文法を通して学び終えている学習者が、《1》古典文法の復習・まとめ・総括をしながら、《2》［古典文法を解釈に応用する具体的な方法］＝［古典文法の根拠を以て、訳文を詰めていく具体的な方法］を身につける本。</li><li>古典文法既修者を対象としているので、<u>古典文法を何も知らぬ人が手を出してもダメ</u>です。</li></ul></li></ul>

田畑千恵子（たばた ちえこ）は、駿台予備学校古文科講師。
*経歴 [#v0750eb9]
-早稲田大学第一文学部卒業。
-早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
--専門分野は平安時代の散文
-早稲田大学エクステンションセンター講師。

*授業 [#vce1af40]
-基本的に穏やかな授業展開。たまに照れながら冗談を言う
--願書の写真撮影の最終日で授業を切ってまで写真を撮ろうとしたと思われる者（アホ）が、必要書類を教室に忘れて授業開始直前に急いで取りに来るという馬鹿な展開を、何も見咎めないほどには穏やかである。
-とはいえ、居眠りや内職といった基本的な受講マナーについてはきちんと叱る。
--以前は居眠りしていると厳しく叱られたそうだが、今では比較的穏やかに起こされるようになっている。
--現代語訳を見ながら授業を聞くとまれに立腹なさる。
--内職や古文に関係ない他科目教材を机上に出しての受講は厳禁。見つけると注意される。
---師にとっては、目につくだけでも嫌であるよう。その時間はどうしても古文以外の科目をやりたい、あるいはやらなければならないのであれば、欠席した方が好ましい。師もそれを薦めている。
-文法・単語・古典常識・読解・解答法と、一通り全て扱う授業。
--基本文法などは講座・クラスによっては既知のものとする場合もある。
--記述・マーク共に解答法にはしっかり触れる。
--プロセスを説明せずに品詞分解の結果と全訳をただよみあげるような高校教師の指導をしばしば皮肉る。例えば、原文の横を一行開けて口語訳を書く等、は無駄な作業と考えている（これは、正論である）。
--古文の参考書として有名な「[[マドンナ古文>荻野文子]]」は解説が間違っている箇所があるとおっしゃる（全ての内容を否定しているわけではない）。
-古文常識についても丁寧に教授してくださる（読解の上で非常に便利）。
--読解のみならずその作品の時代背景や現代社会に通じる例を用いて分かりやすく解説。
--リード文や冒頭の文章から「どういった内容が後に出てくるか」を古典常識を活用して予め想定しながら読む（読んでいるうちに想定外の内容であれば、その都度修正）ことを推奨する。
--口頭で言うことが多いが、暗記あるいは試験の際の手助けになることなのでじっくり聞くか、余裕が有ればメモを取っておくのも良い。
--もちろん、古典常識から予想するだけではなく、本文に書かれている言葉から、登場人物の「こころ」もしっかりとわかりやすく解説してくれる。
便利）。
-文学史のプリントが分かりやすい。

*担当授業 [#s08da3a7]
　１号館,２号館,３号館,池袋校に出講。

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''通期''
-[[古文(基幹・共通テスト対策)]] (1号館-LP、2号館-LF、[[3号館]]-LA,LB)
-[[古文S(講読編)]] (池袋校-LA,LC)
-古文T(3号館-LX)
-[[早大古文研究]]([[1号館]]-LI,LK、池袋校) 
-[[早大古文演習]]([[1号館]]-LQ,LR、池袋校) 
-[[高3スーパー早大国語]]([[2号館]])
-[[高3スーパーα東大理系国語]]([[池袋校]])
}}}
#fold{{{
''[[春期講習]]''
-[[東大国語>東大国語＜現代文・古文＞]](お茶の水校)
-[[早大難関私大国語>早大上智大国語＜現代文・古文＞]](お茶の水校)
}}}
#fold{{{
''[[夏期講習]]''
-古文特講(お茶の水校、池袋校)
-[[東大古文>東大古文/夏期講習]](お茶の水校)
-早大古文(お茶の水校、池袋校)
}}}
#fold{{{
''[[冬期講習]]''
-[[古文特講]](お茶の水校)
-[[東大古文>東大古文/冬期講習]](お茶の水校)
-早大古典(お茶の水校、池袋校)
}}}
#fold{{{
''[[直前講習]]''
 直前Ⅰ期
-古文FA-頻出語句完全マスター-

直前Ⅱ期
-東大プレ古文演習(お茶の水校)
-東大理系国語(現代文・古文・漢文)演習プラス (池袋校)
-早大プレ古典演習(お茶の水校、池袋校、オンデマンド)

}}}

*人物 [#vce1af41]
-髪はベリーショートで、とてもおしゃれ。お美しい方である。
--それなりの年齢ではあるが、笑ったりすると可愛らしさも感じられる。
-%%30年以上前の昭和の終わりから駿台に出講なさっているが、%%一応、浪人生の3倍は生きていないらしい。
-真面目そうな雰囲気だが、時々冗談を言うこともある。しかし冗談を言うなんて自分のキャラには合わないと思っているらしく、「私疲れてるのかも」と直後に言ったりする。 
--「筑波の道というのは連歌の事です。ｳﾌﾌつくばエクスプレスではありませんよ笑」
--理系クラスだとたびたび滑っていることも。あまりにも反応が悪い[[クラス]]では「もうこの[[クラス]]では冗談言いませんっ」と宣言し全く冗談を言わなくなる。
--冗談の中には、（ブラックジョークまではいかないが）少しトゲのあるものもある。その際は、やはり照れながら「こんなこと言っちゃいけないわよねぇ」と言う。
---「みんな全国模試（=駿台全国模試(ハイレベル)）のことを残酷模試って言ってるらしいけど、あれは残酷なんじゃなくてちょっとサディスティックなだけよ。」とも。
---ちなみに、この発言をした時の全国模試の古文の問題は師が作成したものだった。
-テキスト執筆や模試作成にも関わっている。
--最近では、他の駿台古文科の重鎮と共に東大入試実戦模試や全国模試の監修にも携わっている。「今ね、模試作っててね、昨夜3時間しか寝てないのよ笑　頭が回らないのよね～」
--早大古文研究のテキストを監修されており、早大古文には定評あり。かつては早稲田の教育学部や文学部で、現在は社会人向けの講座で教鞭をとられている事もあり、早稲田の古文にとても詳しい。2015年度入試において冬期講習の早大古典（出題者は田畑師）で扱った文章がその年の文学部で出題された。(師曰く、文学部や教育学部の入試で扱われる文章は、的中させるつもりがなくても的中することがあるらしい。)また、各学部別の傾向と対策が分かりやすく書かれたプリントを配って下さることもある。
--普段、師の早大古文研究を受けていない人にとってはとてもありがたい。
-古典文法エッセンスをタブレット教材にしないように強く言っておられたが、駿台当局により2021年度からデジタル化された。
-3号館の文系、文系演習クラスを中心に、講習会の「[[東大古文>東大古文/夏期講習]]」も担当されている駿台古文科の重鎮の1人。
-修士課程から博士課程に進む際の試験に第二外国語が必要で、%%へそ曲がり(と自称しておられた)%%の師は、教養課程で学んでいたドイツ語を選択し、直前に5500もの単語を頭にたたき込んで見事成績トップで進学を果たした。
--だらだらとした読みの積み重ねがあれば、直前に一気に単語を叩き込むことで最後に力を伸ばせる、ということらしい。
-沢尻エリカを目の敵にしている。特に「別に…」発言は師のお気に召さないようである。因みに沢尻エリカは2019年11月に薬物関係で御用となったが…。
-一部の講師からは恐れられているらしい。森下師曰く、「私立文系は大学ではありません」と言い放った[[雲幸一郎]]師も、田畑師から「私のことバカにしてるんでしょう？」と詰め寄られ、頭が上がらなかったそう。

*著書 [#nf32ff5c]
-「古文必修問題集 [演習編]（駿台受験シリーズ）」（田畑千恵子・白鳥永興 共著　駿台文庫、2005年4月15日）

-「古文インプット52―文法・和歌の修辞・演習―（駿台受験シリーズ）」（白鳥永興・田畑千恵子 共著　駿台文庫、2017年12月21日）
--何らかの教材で古典文法を通して学び終えている学習者が、《1》古典文法の復習・まとめ・総括をしながら、《2》［古典文法を解釈に応用する具体的な方法］＝［古典文法の根拠を以て、訳文を詰めていく具体的な方法］を身につける本。
--古典文法既修者を対象としているので、%%%古典文法を何も知らぬ人が手を出してもダメ%%%です。

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