概要 
- 「無機化学の攻略」( - 2015年度、星本悦司編)の後継講座で2016年度から設置された。
- 2018年度に「夏に極める無機化学」(2016 - 2017年度、西村能一編)から改称された。
特徴 
- 無機分野が未修の人や不安な人向きの講座。
- 現役生は通期の授業で無機の元素別各論を扱わない為に受講するとよい。
テキスト 
- レベル:1-6
- E関東教材。関西でも使用する。
- 西村能一編。
- 前々身講座の星本悦司師編集時代より明らかに劣化している。
- 山下幸久師、嶋田竜人師といった関西の講師陣はテキストをボロカスに批判しまくり、プリントで授業を行っている(駿台大阪校wiki:夏からの無機化学参照)。
いる。
- 山下幸久師によると元素別各論の講義をするためにはその性質上、電気分解の講義をしなければならないが、このテキストでは参考として掲載されているだけで講義では扱わないことが問題らしい。
「作成者の頭に大きな虫が湧いている」とまでおっしゃった。
関西では、むしろお目当ての講師の無機プリントを貰うための講座と化している。
- 通期の化学Hにもいえるが、編集担当者が変わったからといって、良質で評価の高かったテキストをわざわざ改変する必要があったのかは疑問符が付く。
- もっとも、星本師(あるいは関西化学科)とは編集方針が違うだけで、純粋にテキストとして見た場合、そこまで出来の悪いテキストではないが。
授業 
- 夏期の他の無機の講座に比べて暗記の比重が高い。
- 講座のレベル的に、担当講師にもよるが、理論と絡めて解説されることは少ない。
- テキスト作成者の教え方が高校化学を逸脱しない方針なので、この影響が出てると思われる。
- 無機分野(主に各論)の解説がメインである。
- 講義問題の解説も行うが、問題演習をしたいのであれば別講座にしたほうが良いと思われる。