夏からの有機化学
Last-modified: Thu, 11 Jul 2024 12:00:44 JST (282d)
Top > 夏からの有機化学
設置校舎 
概要 
- 『化学特講Ⅲ』の下位互換講座。
- 有機化学の前半部分(脂肪族・芳香族)を扱う。
- ちなみに『天然有機物と高分子化合物』はこの講座の有機後半バージョンと言える。
特徴 
- 講座名の通り、今までほとんど有機化学を勉強したことがない生徒向き。
旧・ハイレベルコースプレサポコースの生徒も化学が得意であれば「化学特講Ⅲ」でよい。- 夏の「化学特講Ⅲ」は初歩から始めるため、初心者でも十分ついていけるはず。
- 高2生が受講するのも大いにありな講座であろう。
テキスト 
高田幹士師作成(2019 - 年度)。
- (情報募集中。特に旧版との違い。)
- 淵野師時代よりも薄くなり、「化学特講Ⅲとの差別化を鮮明にするため内容を簡素化させた」とも言われているが、単に編者が替わった結果であろう。
- 「昔とほぼ同じですね。」(西村能一師Xより)
淵野英俊師作成( - 2018年度)。
- 増田重治師曰く、テキスト的には『化学特講Ⅲ』より、特に概説が良いらしい。
- ただ、それでも特に芳香族やカルボン酸の問題に悪問があり、「関西の作ったテキストは三流テキストばっかだな」と苦言を呈してらっしゃった。
- 神戸大&早稲田大レベルまでなら十分、賄える(増田師?)。
- 2016年度まで解答・解説が別冊であった。2017年から統合されて1冊になり印刷は綺麗になった。
- 直前講習『天然有機物と合成高分子化合物』とで淵野師の有機は網羅できる。
授業 
担当講師 
- 「高2選抜・化学」では理論化学と無機化学しか扱わないため、師は高2選抜生に受講を勧めている。
- 補助プリントを配布する。
- 迷ったらおススメではある。
- が、増田師はいわゆる有機電子論を使った説明のため初心者には向かないかもしれない。
- だが、増田師の場合、初心者でも分かるレベルで有機電子論を解説するため、後学のためにも触れておくことは良いかもしれない(特に意欲的な高2生)。
- 『化学特講Ⅲ』とほぼ同様の内容になってしまう。
- とはいえ、師曰く少し誤魔化している部分があるそう。実際、一部小難しい電子の話を省略した形となる。
その方が実戦的ではある。- より深い話を聞きたいなら『化学特講Ⅲ』が良い。
- 増田師は「高3スーパーα化学」の担当は
ないのなかったで、お茶の水校の師の高2Sα生は立川校まで遠征して本講座を受けるか、高3の春に「春の有機化学」を受けるのが良い。
酒井俊明
- 「重要point&演習問題」のプリント冊子を配布する。