高3難関・化学

Last-modified: Mon, 09 Dec 2024 13:47:55 JST (131d)
Top > 高3難関・化学

設置校舎 Edit

概要 Edit

特徴 Edit

  • 前期に酸化還元反応、電池・電気分解を除く理論化学を学習し、後期に残りの酸化還元反応、電池・電気分解、無機化学と有機化学を学習する。
    • 本当に高3の12月までに全範囲を学習する。
      • 高卒クラスの進度と同じと考えて差し支えない。
      • ちなみに、西日本地区の人気講師・山下幸久師は延長しまくりの自由な講義を展開した結果、京都南校(2講座)の「高3難関・化学α」、福岡校の「高3難関・化学特講【HG】」が2024年度よりとうとう「山下の難関化学」に変更された。
    • なお、「高3選抜・化学」では理論・無機分野が既習であることを前提に前期は有機分野の講義、後期はテスト演習を行う。
  • 上の弊害として、無機化学や演習の割合が少ない。
    • 西村能一師は「高3難関・化学」の無機化学の時間が少ないことをあげ、高3で「高3難関・化学」を受講することを考えている人に高2三学期から「高2難関・化学」を受講することを勧めている。
    • 景安聖士師は初回の授業でこのことに触れ、「この講座で唯一足りないことがあるとすれば演習の時間が取れないことですね。」と仰り、自学で演習を行うように勧める。
  • 夏期と冬期で「化学特講Ⅰ」を合わせて受講すればどの大学にも対応可能とのこと。
    • 最難関と言われる東大・京大でも、化学が苦手な生徒はこの講座を取り、合格していく生徒がいる。
    • 「選抜」とは講義で扱う問題の難易度や目標大学は変わらないので、理論・無機分野に自信がないなら、「難関」で基礎を確実にした方がよいかもしれない。

テキスト Edit

  • 監修は吉田隆弘師(2018~年度)。
  • テキスト名は『高3 難関化学』。
    • 黄緑色(2022年度)。
    • ちなみに西日本版は『高3難関・化学』である(中点が付く)。
  • 高3難関・医系化学?」もこのテキストを使用する。
  • 基本知識のまとめ、例題、演習問題、自習問題で構成される。
  • 分野ごとに吉田師オリジナルの概説もついている。
    • が、説明はザックリしている。
    • しかし、吉田師の授業スタイルに慣れている人にはうってつけの内容となっている。
    • 特に吉田師の真骨頂である理論化学はかなり詳細に書かれており非常に良い。
  • 問題は一部、『化学重要問題集』(数研出版)と被っている。
  • 例題の解答解説、演習問題、自習問題の解答も載っている。

前期 Edit

  • 285ページでボリュームがある。

第1章 原子の構造・電子配置 
第2章 化学結合・結晶構造
第3章 気体の法則・状態変化
第4章 溶解度
第5章 希薄溶液の性質
第6章 熱化学
第7章 反応速度・化学平衡
第8章 酸と塩基

後期 Edit

第1章 酸化還元反応
第2章 電池・電気分解
第3章 無機化学
第4章 有機化学の基礎
第5章 脂肪族炭化水素
第6章 脂肪族(C,H,O)
第7章 芳香族化合物
第8章 天然高分子化合物と合成高分子
第9章 自習問題の解答
第10章 演習問題の解答

授業 Edit

担当講師 Edit

  • 同講座の各講師の出講校舎(2020年度)ならびに特徴を下記に記載

吉田隆弘
お茶の水校(金)、吉祥寺校(木)、オンライン授業

  • テキスト編者(2018~年度)。

橋爪健作
お茶の水校(水)、自由が丘校

  • 元テキスト編者(~2017年度)。
  • 駿台の授業で師の有機化学全般を学べるのはこの講座のみ
  • かなり噛み砕いて説明してくれるので、化学が苦手な人や自信がない人にオススメ。
  • 説明が丁寧であるがゆえ、毎回5分~10分延長する。

三上恭平
お茶の水校(土)

長谷川冬樹
お茶の水校(月)、町田校(金)

黒澤孝朋
吉祥寺校(土)、大宮校(木)

増田重治
立川校

石井光雄
町田校

景安聖士
横浜校(木)、札幌校

  • 大量のプリントと共に授業が進む。
    • 師のプリントには例題も補足されており、復習がとても効率的に進む。
    • ただしプリントに書き込むのでは無くノートは取るように仰る。師は書くことが勉強であると考えていらっしゃる。
  • 毎度プリントと演習問題の予習範囲を伝えて下さるため、とても予習がしやすい。
  • 適宜実験をして下さる。これがなかなか面白い。
  • 寝ている生徒が見つかると起きるまで授業が止まる。
    • 授業放棄と見做される突っ伏して寝る行為をしない限り酷く怒られる事はない。
  • 後期になると師の真骨頂である無機化学が始まる影響で、完全にテキストとは異なる進み方をする。2022年度は無機化学の各論の大半を最後の2週で行い、有機化学を先にやる模様。

西村能一
横浜校(水)

  • 高2難関・化学」からの持ち上がりの担当。
  • 毎週、師オリジナルのテストが存在する。

鍋田朋哉
横浜校(金) 2020年度 -

小原英樹
千葉校津田沼校(水)、仙台校

酒井俊明
津田沼校(金)