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<p>井上望（いのうえ のぞむ）は、元駿台予備学校物理科講師。</p><h2 id="we39fc0b">経歴</h2><ul class="list1 list-indent"><li>東京理科大学卒業。</li></ul><h2 id="yc2dc506">授業</h2><h2 id="z43da679">担当授業</h2><ul class="list1 list-indent"><li>物理AⅠ</li><li>物理AⅡ<ul class="list2 list-indent"><li>お茶の水<a href="３号館">本部校舎</a>・<a href="スーパー東大理系">午前部理1</a>（A組・B組）　1986年度<ul class="list3 list-indent"><li>C・D組は坂間勇師。物理AⅠは坂間勇師。</li><li>6月頃に病気で急逝。代講は山本義隆師。</li></ul></li></ul></li></ul><h2 id="x11c13b7">人物</h2><ul class="list1 list-indent"><li>山本義隆師や常盤雪夫師と同世代の講師。</li><li>山本義隆師を駿台に紹介したのは師だと言われている。</li><li>1986年6月頃、病気で惜しくも早逝された。<ul class="list2 list-indent"><li>代講は山本義隆師。</li><li>次年度（1987年度）からの、お茶の水３号館の東大理系コース（<a href="スーパー東大理系">午前部理1α</a>）の上位2クラス（A組・B組）の『物理AⅡ』担当の後継には、若き日の<a href="田沼貴雄">田沼貴雄</a>師が抜擢された。</li></ul></li></ul><ul class="list1 list-indent"><li>東京理科大卒だが、まだ無名の頃は「東大卒ということにしてもらいたい」と教務から言われていたらしい。<ul class="list2 list-indent"><li>後にメジャーになってからは、堂々と理科大卒ということになった。</li></ul></li></ul><ul class="list1 list-indent"><li>月刊「医歯薬進学」（玄文社）に連載を持っており、単行本化された。</li></ul><h2 id="td70c3cc">著作</h2><ul class="list1 list-indent"><li>『物理学特論シリーズ』全3冊（玄文社）<ul class="list2 list-indent"><li>「医歯薬進学」誌の連載の単行本化。</li><li>当時、（超難解な『必修物理』以外で）駿台の微積物理を学べた貴重な参考書。但し、文章は格調があるが晦渋である。</li></ul></li></ul>

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