駿台サテネット21 の変更点

Top > 駿台サテネット21

TITLE:駿台サテネット21

某wikiで駿台サテネット21を「オンデマンド」と呼んでいるのは明らかな誤謬である。

 通期講座のページは[[オンデマンド・サテネット講座]]へ

*概要 [#c3da5024]
-駿台の提供する個別映像講座。
--2022年度からは高等学校専用となった。
--駿台でも季節講習として受講はできる。

-元々は、1993年度開講の''衛星放送講座''。%%ゆえにネーミングが古い。%%
--「サテネット」の「サテ」はSatelliteの略である。
--元々は教室のモニターでLIVE放送や録画放送を集団受講するものだったが、本来は欠席フォローだった個別視聴が次第に中心となっていった。

-現在はライブ配信されることはなくなり、''「オンデマンド・サテネット講座」とほぼ同義''である。

-2021年度(?)、「[[駿台サテネット21]]」が駿台教育研究所からエスエイティーティー株式会社営業コンサルティング事業部に業務移管された。



*特徴 [#l184529a]
-2020年度の夏期講習から、新型コロナウイルスにより、自宅でも視聴可能になった。
--テキストが届く環境にあるなら海外での視聴も可とのこと。

-2021年度は、高等学校向けには名称が「駿台のeラーニングシステム 映像講座」となっている。
「駿台サテネット21_2021講座案内|駿台教育研究所」https://www.sundai-kyouken.jp/aid_high/dp/course2021/html5m.html

-2022年度より「駿台サテネット21」の講座は通期で受講できなくなった(一部の高校では受講可である)。
「駿台 e-ラーニングシステム 講座ガイドブック 2022」https://satt.jp/service/pamphlet/sundai-elearning-guidebook-2022/html5.html(リンク切れ)
--「駿台サテネット21」の名称は消えたが季節講習は受講できる。
---従来の通年講座も季節講習として受講できる。

-2023年度も高校向け映像講座として存続しており、「[[駿台サテネット21]]」の名称もかろうじて残っていいる模様。
「駿台 2023年 映像講座 総合GUIDE」「[[2023年映像講座 総合ガイド (satt.jp)>https://satt.jp/product/sundai-elearning/pamphlet/sundai-elearning-guidebook/]]」
「駿台 e-ラーニングシステム 2023年 映像講座 講座案内」https://satt.jp/product/sundai-elearning/pamphlet/sundai-elearning/

*講座 [#efe3cd0c]
-通年講座([[オンデマンド・サテネット講座]])では、授業回数は年間22回(前期10回・後期12回)で、授業時間は1回あたり50分×2コマ(休憩時間10分)である。
-季節講習では、授業回数は1~4回(講座によって異なる)で、授業時間は1回あたり50分×3コマ(休憩時間10分)である。

講座の詳細は→[[オンデマンド・サテネット講座]]
-通年講座では、授業回数は年間22回(前期10回・後期12回)で、授業時間は1回あたり50分×2コマ(休憩時間10分)である。
-季節講習では、授業回数は1~4回(講座によって異なる)で、授業時間は1回あたり50分×3コマ(休憩時間10分)である。

-季節講習で申し込む場合、教室放映で受けるか個別視聴で受けるか選ぶことができる。個別視聴で受けたい場合、講習会のパンフレットに個別視聴のコードページがあるので、これを参照して申し込む。視聴日時は別の申込み用紙に書いて提出する。
-視聴する流れは下記のとおり。
--授業開始10分前に受付で手続きを済ませて、リモコンとリモコンの取説を受け取る。
--メディアエッジルームに行き、指定された席で取説通りにテレビを操作して視聴する。
--視聴し終わったらリモコンとリモコンの取説を受付に返却する。
-あまりにも延長し過ぎると講義視聴中でも追い出されるので(筆者の実体験)、余裕を持ってメディアエッジルームに行くこと。
-個別視聴では自前のイヤホンを使用できる。

//-駿台は「[[オンデマンド・サテネット講座>オンデマンドサテネット講座]]」を高校向けにも販売しており,導入している高校(主に私立高校)では、視聴または学習することが出来る.(テキストや内容、視聴機材は駿台と同じ。)料金は1講座1000円ほど。配信されている授業としては夏期講習などで受講できる「そこが知りたい数学」シリーズや「そこが知りたい英文法」シリーズ、古典の王道、英文読解の最前線などがある。

-高等学校向けにも販売されており、導入している高校(主に私立高校)では、視聴または学習することが出来る(テキストや内容、視聴機材は駿台と同じ)。
--料金は1講座1000円ほど。
「2020_駿台サテネット21」https://www.sundai-kyouken.jp/aid_high/dp/sate2020/html5.html
--2021年度は、高等学校向けには名称が「駿台のeラーニングシステム 映像講座」となっている。
「駿台サテネット21_2021講座案内|駿台教育研究所」https://www.sundai-kyouken.jp/aid_high/dp/course2021/html5m.html
「駿台 e-ラーニングシステム 講座ガイドブック 2022」https://satt.jp/service/pamphlet/sundai-elearning-guidebook-2022/html5.html

-系列校の駿台甲府高等学校通信制課程の映像学習の教材としても利用されている。
--テキスト代のみで受講できる。
--全国6校舎に併設するサポート校でも見放題である。

-主に関東の有名講師が担当する。関西の有名講師が担当する講座もある。
--なぜか理科、地歴の共通テスト対策講座は衛星放送講座時代から関西講師が担当することが多い。
-有名講師が担当するので基本的に分かりやすいが、LIVE授業と比べてクオリティーが下がっている場合もあるので注意。
-LIVE授業で似たような講座があるならそちらを取る方が良い。どうやら撮影の環境が悪いからだとか。
-雑談が売りの1つである講師の中には、それがまったく影を潜めてしまっている方もいる([[英語科の人気筆頭講師>大島保彦]]が代表例)。一方で、板書を殆どしない、あるいは進度が早い講師については、巻き戻しや一時停止が可能なオンデマンドの方が理解が捗る([[授業内容は最高レベルだが板書がとても速くかつ字が読みにくいと評される数学科講師>森茂樹]]など)。また、図が使えたり、講師の方が板書を増やしたりして、説明がLIVEより丁寧であることもある。一長一短なので、自分に適した方を選ぼう。
-またLIVE授業に比べて基本速いので注意。聞き逃したら遠慮なく巻き戻して聞き直そう。

-視聴時間を自由に設定出来るので計画を立てやすい。3日間講座なら9コマ丸々授業にして1日で終わらせるなんてことも可能。
-講師によって、ライブ授業でキレたり、雑談が多すぎたりするのが気になる場合、オンデマンドではそれらが解消されていることが多い。普段キレ気味である講師でも、非常に穏やかに授業をなさるので、いい塩梅になっていることがある。
-8号館のオンデマンドのリモコンの受信範囲がかなり広く、箇所にもよるが階段やトイレからで操作可能
-2020年度、2021年度は新型コロナウイルスのため、申し込めば自宅のパソコンでも視聴可能らしい。テキストが届く環境にあるなら海外でも視聴可。
*制作 [#qd7f953a]
-制作は日本テレビの関連会社である「ヌーベルバーグ」が担当している。
-撮影はお茶の水2号館の%%座敷牢%%地下スタジオで行われる。警備員がいる方の階段から地下に降りるとスタジオがある。
-冬期、直前講習や[[オンデマンド・サテネット講座]]のうちライヴ授業もある一部の講座も2号館の地下で撮影(14名限定でライブ受講可能)。
*沿革 [#t9ba770a]
-開設当初は、収録された授業を個別視聴する方式でなく、お茶の水校のスタジオで行われている授業を、衛星回線経由でリアルタイムに(または録画再放送で)各校舎に配信し、教室(AV教室)で放映されたものを、集団受講するスタイルであった。
--衛星放送の先駆けは河合塾の「河合サテライト講座」。河合塾が最初に「サテライト」の語を使用したため、駿台は使用することができなかった(代ゼミの「サテライン」、東進の「サテライブ」も同様の理由で使用できなかった)。
--その当時の収録スタジオは、4号館の地下に約20人定員のスタジオがあって、ライブ授業を配信していた。
--当時、市谷校舎は1教室をAV教室(サテネット受講専用教室)にして、8クラスが7クラスに減らされた。
--大宮校では隣の別館にAV教室があった。
--町田校では、通常の教室でモニターではなく普通のテレビのビデオ再生を集団で視聴するという%%非常にマヌケな%%受講スタイルだった。
--一部の授業では、テレビ電話でスタジオと教室を結んで講師と生徒が会話するなどという試みも取り入れられていた。〈現代文の霜講座)

-その後、授業を衛星生中継する方式は中止され、録画された物をオンデマンドで受講する形態に変化した。
//〈金かけた設備がもったいなさすぎ) 

//サテネット導入時、不人気講師の中には首を切られる覚悟を決めておられた方が多数おられ、実際に見かけなくなった。


//--河合サテライトは名古屋スタジオ(河合塾千種校内)と河合塾六本木スタジオ(閉鎖)からの衛星生中継でスタジオ授業がおこなわれていた。
//--スタジオには河合各校舎の教室の様子が映し出されるモニターとテレビ電話が付いており、受講生をリアルタイムで確認、会話ができるなどかなりの費用を費やしていたと考えられる。
//--河合講師はよく各校舎の様子を見ており、板書をサボったり寝ていると、「○○校の前から▲列目の...」という感じで、衛星を通じて注意することもあった。
//--現在は駿台と同様に授業を衛星生中継する方式は中止され、録画された物をオンデマンドで受講する形態に変化した。
//-大御所?は代ゼミの「サテラインゼミ」。サテラインの場合は、収録用のスタジオでなく、授業の行われる教室の天井に配置された遠隔操作の無人カメラによって授業を生中継する方式であった。

//-東進の衛星授業は「サテライブ」。代ゼミと同様に授業の行われる教室のカメラによって授業を生中継する方式であった。
//--東進が生授業から撤退してからは、駿台、河合塾同様にスタジオ収録、オンデマンド形式に変更し、「サテライブ」の名称を使用しなくなった。
*主な過去の設置講座 [#u54dfb6a]
 当時は[[オンデマンド>オンデマンド・サテネット講座]]ではないので、こちらに記す。




-英文読解演習 基礎から完成まで 奥井潔 1993 - 1997?年度
-英語よくばり十字軍 大田博司 1993 - 年度
-英語総合問題演習 佐藤治雄 1995,1996年度
-英語 単語・熟語/語法・文法の研究 佐藤治雄 1997度
-英語総合演習 高橋善昭 1997年度
-英語総合完成(上級)―文法から長文までの新しい道― 大島保彦 1998年度


#br
-数学的「受験戦争」 長岡亮介 1993年度
-数学の冒険 長岡亮介 1995,1996年度
-入試数学20の戦略 秋山仁 
--後に、駿台予備学校通信教育部から「駿台ビデオ講座」として発行された。
-計算回避の技法40手 秋山仁 1995年度後期




-計算回避の技法40手 1995年度後期
-入試数学のロジスティックス 西岡康夫 1995年度前期
-入試数学の「判断枠組」―「解」の論理・「解」く技巧― 1996年度
-入試数学の判断枠組 1997年度
-入試数学の判断枠組―偶然に頼らない「解法」の獲得― 1998年度
-数学 微積もぐんぐん 長岡恭史 1997年度

-数学総合完成(III/C)―理系数学の攻略法― 森茂樹 2000年度

#br



-現代文・霜講座 霜栄 1993年度 - 
-現代文 解法への戦略 霜栄 1995,1996年度
-現代文 読解力完成へのステップ 霜栄 1997年度

#br

-古文 基礎から完成まで 関谷浩 1995,1996年度
-古文難関大対策
-古文解釈のエッセンス
-古文サテネット劇場 時代の中の22人 栗原隆 1997年度
#br

-? 坂間勇
-物理 基礎から完成まで 山本義隆 1995年度
-楽しくて面白くて、役に立つ物理 山本義隆 1996,1997年度
-頻出物理ー基礎から始めてイッキに完成!ー 高橋和浩
-難関大“突破”物理ー考え方でまとめる最速アプローチー 高橋和浩


#br

-化学 基礎から完成まで 三國均 1995,1996年度
-化学 誰でも得意になれる化学 三國均 1997年度
#br

-日本歴史の展開 福井紳一 1995,1996,1997年度

#br
-世界史総整理-体系的理解- 須藤良 1995,1996年度
-システマティック世界史総整理 須藤良 1997年度
#br
-英語基礎からセンター・パーフェクト講座 高橋善昭 1995,1996年度
-英語基礎からセンター・パーフェクト講座 武富直人 1997年度
-数学基礎からセンター・パーフェクト講座 小林隆章 1995,1996,1997年度
-国語基礎からセンター・パーフェクト講座 1995,1996,1997年度
--現代文:飯島好文
--古文:栗原隆、塩沢一平(1997年度)
--漢文:三宅崇広

-物理センター試験対策 高橋和浩
--後任は溝口真己師(?)。
-日本史センター試験対策 塚原哲也 - 2019年度
--「衛星放送講座」時代から担当していた。
--共通テスト対策講座の後任は鈴木和裕師。