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藤田修一(ふじた しゅういち)は、元駿台予備学校現代文科講師。 藤田修一(ふじた しゅういち)は、写真家。元駿台予備学校現代文科講師。 *経歴 [#sc5cbb8e] -慶應義塾大学文学部卒業。 -成城大学大学院博士課程修了。 -元 駿台予備学校講師。 -東京工芸大学芸術別科写真技術専修課程修了。 *授業 [#see7210e] -「記号読解」で有名ではあるが、講師晩年には講義ではそれほど全面には押し出していなかった。 -白手袋をして授業していた。 *担当授業 [#q349898f] *人物 [#oeaae92b] -元現代文科主任教授(1974 - 年度)。 --後任は[[二戸宏羲]]師。 -75歳で駿台を退職した後、東京工芸大学芸術別科写真技術専修課程を修了。 -現在は写真家として活動している。 -現在の関東の駿台現代文科の基本方針を打ち立てた講師である。 -発見と表現、イイタイコト、同値と対比、言い換え、論と例、など「記号読解」で現代文の読解法を確立した。 --藤田式記号読解は、二戸宏羲師によって%%細々と%%受け継がれていた。 -授業に関しては賛否両論であった。 -理系コースの生徒には人気があった。 -師が主任当時、現代文は%%(生物、地理とともに)%%駿台の弱点と言われており、多くの駿台生が、代々木ゼミナールの堀木博禮先生(あるいは佐藤勝先生)や河合塾の大川邦夫先生を受講していた。 -東大の青本も執筆していた。 --当時の青本の解答は、河合塾の大川邦夫先生に「模範解答どころか、合格答案にさえなり難い」と酷評されていた。 -服装に気を使っており、たいへんお洒落で、女子に人気が高かった。 *発言集 [#j26d94f5] -「私たちの日常は弾丸、何処かで誰かが血を流す」 -「私たちの日常は濃い髭。そり落とすことで毎日が成り立つ」 -「この詩の意味は解るかな。解らないでしょう。 この詩の意味が解るために、今日から一年間の授業はあると思って下さい。」 -対比して「まだあげそめし前髪の~」島崎藤村 -文語の意味が分かるのに、なぜ現代文が分からないのか・・・ *著書 [#w545c973] **学習参考書 [#w858142e] -『駿台高等予備校副読本 大学入試 現代国語要説(駿台受験叢書)』(藤田修一 著 駿台文庫、1979年4月) -『大学入試 現代文要説(駿台受験叢書)』(駿台文庫、1984年8月1日) -『現代文入門』(駿台文庫、1982年) -『現代文演習 入門篇(駿台受験叢書)』 -『現代文演習 基礎篇(駿台受験叢書)』(藤田修一 著 駿台文庫、1985年3月10日) -『現代文演習 中級篇(駿台受験叢書)』(藤田修一 著 駿台文庫、1985年3月10日) -『現代文演習 上級篇(駿台受験叢書)』 -『必修 漢字1200選(駿台受験叢書)』(駿台文庫、1983年) -『必修漢字1200選<増補改訂版>(駿台受験シリーズ)』(藤田修一 著 駿台文庫、1984年8月10日) -『必修 漢字800選』(藤田修一・二戸宏羲 共著 駿台文庫、1991年) -『鑑賞昭和文学―近代から現代への架橋』 (駿台文庫、1986年) -『鑑賞大正文学』 (駿台文庫、1988年) -『基礎から説く 現代文読解の要点(駿台レクチャー叢書)』(駿台文庫、1988年10月25日) --『ビジュアル英文解釈』とともに駿台文庫では珍しいハードカバー。 -『必修小論文90日―名文に学ぶテクニック(駿台受験シリーズ)』 (駿台文庫、1998年) -『現代文読解の総仕上げ』(駿台文庫、1996年) **一般書 [#ne5b353e] -『大学入試必ずワカる国語の学習法』(駿台文庫、1986年) -『谷崎潤一郎論』(曜曜社1988.12) -『「田園の憂鬱」論 : 大正期の感性』(曜曜社1988.12) -『写真を素材に始めるデジタル水彩画入門―PhotoshopやPainterで描く7人の作家による水彩画の世界』(毎日コミュニケーションズ 、2004/7/1) -『永遠の瞬間―metropolitan Tokyo』(遊人工房 2007/9/1)