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福間智人(ふくま ちひと)は、弁護士。元駿台予備学校化学科講師。 *経歴 [#sc5cbb8e] -1971年、大阪府生まれ。 -1990年、東大寺学園高等学校卒業。 -1990年、東京大学教養学部(前期課程)理科一類入学。 -1996年、東京大学教養学部基礎科学科第一学科卒業。 -1997年、東京大学大学院総合文化研究科中途退学。 -元 駿台予備学校講師(1996 - 2003年度)。 -元 東進ハイスクール講師。 -2003?年、駿台在職中に旧司法試験合格。 -2004年、最高裁判所司法修研修所入所。 -2005年、最高裁判所司法修習終了(第58期)。 -2005年、弁護士登録。 -TMI総合法律事務所。 -中田国際法律事務所(現・中田総合法律事務所)。 -2011年、福間智人法律事務所開設。 //以上、本人の法律事務所の弁護士紹介より。 *授業 [#see7210e] *担当授業 [#pc0b5cb2] 化学特講や東大化学などハイレベルな講座を主に受け持っていた鎌田真彰師と違い、夏からの有機化学など基礎的な講座も多く受け持っていた。 **通期 [#qc4f3f4e] **季節講習 [#a5395ccc] *人物 [#oeaae92b] -駿台在籍中は鎌田真彰師と共に若手の人気講師であった。 -おだやかな人柄で質問対応もとても丁寧だった。 -鎌田真彰師とは仲が良かったそうだ。 -両親はともに高校の国語教師をしていたが、特段教育に対して厳しいということもなかった。 -中学までは塾にも行かず地元の公立に通っていたが、受験期に友人に誘われ奈良の進学校である東大寺学園を受けることになった。 --私立は学費も高いので、師としては地元の天王寺高校に進むつもりだったが、周りの強い薦めもあり、親と相談して「大学受験時に浪人しない」という約束で、通うことにした。 -高校時代は、当時住んでいた大阪の西の端、南港から東の奈良まで片道2時間くらいかけて通っていた。 -高校時代は名のうての秀才だったらしい。 -長時間通学に参っていたのと、親元を離れてのひとり暮らしへの興味から、京大ではなく東大を志望した。 -大学時代一人暮らしで遊び過ぎた結果、留年を2回(1、2年生をそれぞれ2回やった。)経験した。 -遊びでお金が必要となり塾講師のアルバイトを始めた。 --遊びよりも楽しくなっていって、週5日、専任の講師に近い形で小学生と中学生を教えていた。 //親に仕送りを止められアルバイトで講師業へ。 -2回目の留年で仕送りを止められてしまい、家賃を含めた生活費と学費をすべて自分で工面しなければならなくなったため、学生にもかかわらず、アルバイトから、本格的に専任の講師として仕事をすることになった。 --当初は日々スーツを着てネクタイを締めてという生活に、背伸びしたような大人の世界を感じたものの、学費と生活費であとは何も残らない毎日に、学生生活が恋しくなった。 -もう一度勉強をやってみることにして、久々にやると面白くて、大学の方もなんとか進級して、親に頭を下げ仕送りを復活してもらい、勉学一本に絞った本来の学生生活に戻ることができた。 --卒業時には学部代表として安田講堂で卒業証書を貰うまでの真人間に戻っていた。 -大学院の学費を払って自活するために駿台予備学校化学科講師になったが、指導教員に「学問か予備校講師どちらかにすべき」と言われ、自活を優先し大学院を辞める。 -その後、講師業があまりに多忙であったため、副業として(?)弁護士を目指すようになる。 --30歳手前の頃、予備校講師を続けながら通信講座で法律の勉強を始めた。3 -その後、講師業の傍ら旧司法試験に合格し、駿台を離れた。 --「福間先生は、司法試験を受験すると宣言してからあっという間に合格していました。バリバリの理系で、予備校で授業しながらの受験だったんですが…。スゴスギ」(橋爪健作師Twitterより)((https://twitter.com/hashizume_chem/status/845446033026924544)) //--結局弁護士と予備校講師の兼業は難しくなり?、更に予備校講師としての体力の将来的な限界を感じ?駿台を離職。(要出典) //--司法修習のために駿台を退職して、弁護士と駿台講師を兼業した時期はないので、上記はデタラメである。 -法律事務所を開設した2011年度のみ、弁護士と講師業の両立を目指してか駿台講師に復帰し、現役フロンティア「高2スーパー化学」を担当していた。 *著書 [#w545c973] -『福間の無機化学 無機頻出問題の解法』(旺文社) -『福間の無機化学の講義(大学受験Doシリーズ)』(旺文社) -『福間の無機化学 無機頻出問題の解法 (大学受験Do Series)』(福間智人 著 旺文社、2001年05月22日) -『福間の無機化学 無機頻出問題の解法 新装版(大学受験Do Series)』(福間智人 著 旺文社、2003年) -『福間智人の化学 無機化学(大学受験Do Series)』(福間智人 著 旺文社、2006年04月20日) --新課程用(化学I・II)。 -『福間の 無機化学の講義 [三訂版](大学受験Do Series)』(福間智人 著 旺文社、2013年7月24日) --新課程用(化学基礎・化学)。 -『福間の 無機化学の講義 [四訂版](大学受験Do Series)』(鎌田真彰 監修/福間智人 著 旺文社、2019年4月5日) --福間師が現場を離れて久しいからか、四訂版からは鎌田真彰師が監修している。 -『忘れてしまった 高校の化学を復習する本』(福間智人 著 中経出版、2002年1月18日) -『忘れてしまった 高校の化学を復習する本 カラー版』(福間智人 著 中経出版、2012年3月8日) -『単位が取れる量子化学ノート(KS単位が取れるシリーズ)』(福間智人 著 講談社、2004年10月20日)