清宮義幸 の変更点

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[[清宮義幸]](せいみや よしゆき)は、[[駿台予備学校]]数学科講師。[[2号館]],市谷校舎,[[大宮校]],[[津田沼校]],[[柏校]]に出講。

*経歴 [#cc0159d2]
-埼玉県立浦和高等学校卒業。
-早稲田大学理工学部数学科中退。
-東京医科歯科大学医学部医学科卒業。
-東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業。
-元 早稲田塾講師。
-元 駿優予備学校講師。

*授業 [#b9fe8667]
-授業はまず問題で用いる基本事項や定石を具体例を用いて確認した後、解答を行うスタイルである。
-まず問題で用いる基本事項や定石を具体例を用いて確認した後、解答を行うスタイルである。
--確認する定石やアプローチは、師独自の視点で体系化されたもので、一部独特なものもあるが応用範囲が広く便利なものが多い。
--この定石等を用いて問題を解答していくのだが、これが驚くほど鮮やかで、たとえ難問であってもいとも簡単に解いてしまう。
--そのために師の授業を受けただけで満足してしまいがちになるのでその点は注意し、復習をしっかりすること。
--計算のコツや俗に言う細かい受験テクニック等も教えてくれるので役に立つ。
---とはいえ、定石自体は奇を衒ったものではなく公式や定理等を体系的にまとめたものであるので、いわゆるイロモノ講師とは程遠く、駿台らしい高度な授業を展開する。
--他にも、教えるコースや[[クラス]]の目標大学に合わせて、適宜補充問題も持ってきてくれるので、一定の演習量も確保できる。補充問題については、出典大学名を教えてくれる。
-以上に述べたようにどちらかというと思考重視の授業というより一定の型にはめて問題を解きほぐすという授業をするので、数学の基礎力をつけるのにはあまり向かないだろう。しっかりとした基礎力がある者が受けるべきである。
--ただ、センター対策としてはかなりよい。CP(センタープレ)で師に当たったらラッキー。
-進度は早い。
--そのため数学XS、数学ZSのような原理から掘り下げ基礎力を付ける基幹教材より、いくつかの基本を統合して入試を解く数学研究SSのような研究教材が向いているという声が多い。上記のような授業の特徴もあるせいだろう。
--前期数学研究SSでは大体1回に2題が通常運転で、場合によっては補題を追加していた。この早さにはあの石川博也師も驚いていた
--しかし後期数学研究STでは1回に1題しか解かず、残りは師が用意した問題を生徒に解いてもらうようになった。残りの問題もきちんと対応するとのこと。
--師もその早さを自負している模様。
-字はきれいで板書のレイアウトもしっかりしていて見やすい。
--3〜4色の色チョークを用いる(教科書範囲は黄色、最終的な答え、教科書範囲外の抜け道はオレンジなど)。縦長できれいな特徴的な字を書く。(医学生にはお馴染みのイラスト解剖学のイラストの字体に近い。)
--ただし黒板の消し方が汚く、見づらいことがある。
--板書のスピードも速いので注意が必要。
--約分をするときは、同じ字をスラッシュで消さずに丸で囲む。
---スラッシュと比較して後から間違いがないか確認しやすいかららしい。
-独特な表現を用いることがあるので慣れるまでは少し違和感を感じる。例えば、代入する数を"key number"、条件を"受験情報"などと言う。
-8と9の書き方が少しおかしい。
--また、4の書き方もおかしい。また、三角関数や三角形を3角関数や3角形と表記する。(これ自体は大学数学の教科書などでは珍しくない。)
--…の点の数がとにかく多い。
-問題番号だけでなく、問題文も省略した最小限の形で書く。
--条件の再確認などに伴うテキストとノートの間の視線移動を減らせるので地味にありがたい。
--「〜を証明せよ(示せ)」は鉤括弧内に題意、「面積(体積)を求めよ」は「S(V)=?」、「確率」を「pro(probability)」に置き換えるなど。書式を真似ると学習の効率化が図れるかもしれない。
-板書する際、黒板に向かって指を差しながら板書する。普通に板書することも。
-何故か、後期の最終授業で、授業の終わりに教室の黒板の所以外の電気を消して帰って行く。
-授業終了後、次の時間の内容などを喋りながらゆっくり出口に向かい教室からフェードアウトする。
--Ne☆を言う回数がとてつもない。毎回教室にはいって5秒以内に5回以上言う。一コマあたり600回程度言う。
-上述のNe☆の回数は授業開始から授業終了にかけてほぼ半減する(とある授業の開始直後6分と終了直前6分のNe☆の回数を測定したところ124回と53回で実に40%程度となっていた。より詳細な継続した調査が必要である。)
-昨年の高3の授業開始直後5分で124回という記録がある。
-質問対応も丁寧。
--師が担当している授業の問題以外でも、分からない問題があれば遠慮なく持ってきてくれても構わないとも仰ってくれる。
--師自身が医学科受験生であったため、医学部入試に関するアドバイス等も行ってくれる。
---明確に許可すると発言した日以外は、睡眠は避けるべきだろう。
---ICT授業では直接的な注意こそしていないものの、寝ている生徒は逐一記録していると仰っていた。
*担当授業 [#j04c45d0]
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''通期''
-[[数学XS]]§1([[大宮校]]-SA,SF、津田沼校-SA)
-数学XS/数学XM§1(市谷校舎-SL)
-[[数学XB]]§1([[大宮校]]-SC,SH、津田沼校-SI,SH)
-[[数学XH]]§1([[大宮校]]-SP,SR、[[津田沼校]]-SP,SQ)
-[[数学YS]]§3([[津田沼校]]-LA)
-数学YN§3(津田沼校-LC)
-[[高3スーパーα数学ⅠAⅡB]]([[大宮校]])
-高3スーパーα数学Ⅲ(柏校)
-[[高3スーパー数学Ⅲ]]([[2号館]]、津田沼校)
-[[高3スーパー医系数学]]([[大宮校]])
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#fold{{{
''[[春期講習]]''
-難関・数学ⅠAⅡB(大宮校)
-スーパー数学(ⅠAⅡB)(大宮校、津田沼校)
-スーパー数学(Ⅲ) (大宮校)
-[[医系数学]]([[お茶の水校]])
}}}
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''[[夏期講習]]''
-[[スーパーα数学ⅠAⅡB]](大宮校)
-スーパーα数学Ⅲ(柏校)
-[[スーパー数学総合ⅠAⅡB]](お茶の水校、大宮校)
-[[スーパー数学総合Ⅲ]](大宮校、津田沼校)
-[[数学総合ⅠAⅡB]](お茶の水校、大宮校、津田沼校)
-数学総合Ⅲ(大宮校)
-[[医系数学]](大宮校)
-私大医系数学(市谷校舎)
}}}
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''[[冬期講習]]''
-完答を目指す共通テスト数学ⅠAⅡB(お茶の水校)
-[[スーパー数学完成ⅠAⅡB]](大宮校)
-[[スーパー数学完成Ⅲ]](お茶の水校、大宮校、津田沼校)
-数学完成ⅠAⅡB(大宮校)
-医系数学(大宮校)
-[[私大医系数学]](お茶の水校)
}}}
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''[[直前講習]]''
 直前Ⅰ期
-数学FAⅠ-共通テスト数学ⅠAの攻略-(お茶の水校、大宮校、津田沼校)
-数学FAⅡ-共通テスト数学ⅡBの攻略-(大宮校、津田沼校)

 直前Ⅱ期
-理系数学最終チェックⅠ(大宮校)
-理系数学最終チェックⅡ(大宮校)
-東京理科大プレ数学演習(大宮校)
}}}
*人物 [#ha5869e1]
-東京都在住。
-医師免許、歯科医師免許を持つという激レア講師である。
--曰く、「医師免許は運転免許と同じなんだ。」
--なお、厚生労働省の医師等資格確認検索では両資格ともに師の名前は載っていない(医科歯科の陸上部では師の名前があることから本名と推定される)。師と同様、医師免許と歯科医師免許を持つ伊勢師等はこのサイトより両資格から名前が表示される。
--上述のサイトは医師法で2年に一度の提出が義務付けられている医師届出票を提出した者のみ表示される。そのため、このサイトに師の名前がないからといって医師免許を有していないことの証明にはならない。
--すでに師にとって医師免許等不要なためだろうか。
-東京大学理学部数学科卒業、東京物理学校教授、東京学芸大学教授などを歴任していた、初等幾何学の大家である清宮俊雄の親戚である。
-雲師・森師・小林師といった駿台を代表する数学科の人気講師の陰に隠れていてあまり目立たないが、師を敬愛する生徒はかなり多い。
-お茶の水校・市谷校舎などでの知名度はあまり高くはないが、大宮校・津田沼校・柏校などでは絶大な人気を誇っている。大宮校と津田沼校に出講することが多く、特に、大宮校で担当する師の夏期のスーパー数学総合は基本的にすべて締め切る。また冬期・直前もそれに準ずる人気度合いである。まさに隠れた人気講師。
--近年の大宮校では雲孝夫師、吉原修一郎師の出講により締め切り講座が無くなってきているが、未だに人気は高い。

-師の講習をとると20年くらいの入試研究に基づいたオリジナル問題集を貰えるので人気はあるが是非とりたい。
--解説はなく答えしかのっていないので自習は難しいかもしれない。もちろん他の講師への質問はタブーであることに気をつけよう。
-スーパー数学系の講座では1日に2題ほど問題を追加するため、授業はかなりの速さで進むので初めて受講する際は注意が必要。
-講習では20分程度延長することがある(特にスーパー数学完成)。
-解説のきりの良いところで休憩をとるため、休み時間は変則的になる。講習をとる際は注意すること。

-上記の通り、東京医科歯科大の出身でありながら、なぜか数学講師をしている。
--その理由について師は、「そんなのさ、何だって良いじゃん!Ne☆」。
--医系数学にかなり精通している。
--他にも医科歯科出身の数学講師には、雨宮章雄先生(元代々木ゼミナール講師。中退)、栗山計芳先生(元市進予備校・代々木ゼミナール講師)がいらっしゃる。
-2017年度は市谷校舎に出講していた。
-師の詳しい経歴を知りたければネットで調べるとよいとのこと。おそらくこのサイトのことである。
-師曰く、東京医科歯科大学に15年在籍していたと仰られていたので、おそらく大学時代から予備校講師をやられていたのだろう。
-早稲田(理工学部数学科)を半年で中退して医科歯科の医学科に入学、卒業後、歯学科に入学している。そのためセンターを3回受けている。
-受験時に答案に色を使ったらしい。答案回収時に師の答案だけカラフルだったのだとか。
-受験生だった頃の師は、英数が得意で理科が苦手な学生で、模試で理科の偏差値が60を超えたことがなかったらしい。
--夏休みに数学の問題集を2、3日で一気にやり終えた時を境にどんな入試問題でも解けるようになってしまったのだとか。(本人談)
-毎日昼食をとらない。
-体育会系であり、年間通してタンクトップにシャツを羽織る出で立ちが多い。  
--冬頃の開門直後の講師室ではダウンコートを着ていらっしゃった。ややレアな姿かもしれない。
--医科歯科では陸上部に所属していた。
--検索すると出てくるが結構速い。
--医科歯科で陸上部を立ち上げたのはこの人。
---赤本見たら陸上部がなかったから立ち上げたとか。
---医科歯科の歴代記録のほとんどに載っている。
-色黒である。
-時折する雑談から言動や考え方がいろいろぶっ飛んでいることが窺える。
--ワンダーコンタクトを5年10年替えてないために毎年目が痛くなる。一度くっついたものを剥がすのは勿体無いらしい。
--しかし、授業での様子や質問対応からかなりの人格者であることが分かる。そこもまた良い。
-実年齢は不明だが、30代と言っても十分に通用するであろう程、非常に爽やかで若々しい外見をしている。ゆえに女子受けがいい。
--2018年度の冬季講習にて、自分が受験生だったのは30年以上前だと仰っていた。またこの道30年とも。年齢やいかに。

-イケメンであるためか、どの校舎にも師のファンが大勢いる。
--陣内智則に激似。最近闇営業で話題の宮迫博之にも少し似ている。
--最近の反町隆史のようなかっこよさがある。

-授業中、師はよく声を張って喋っているからかはわからないが、地声は凄く低い。福山雅治と並ぶほどである。
-通常授業で担当する[[クラス]]の全員の顔を覚えており、普段切っている人が前期最終回の授業だけに出席していると「今日はいつも見ない人がいるね、最後だから出ておこうって事かな?NE☆」等と指摘する。また、予習をせず漫然と授業を受けているような生徒を皮肉ることもある。
-時々毒舌になるが、爽やかに言うので全く嫌味がない。
--あまりにも授業態度が悪い生徒に「君、次からもう来なくていいから。NE☆」と爽やかな笑顔で仰ったことがある。
-口癖は
--「NE☆」
--「はい! これで満点で〜す。NE☆」(最終的な答えを出したときに言う)。
--「今日でn回目。NE☆」(教室に入ってきた時。nには授業の回数が入る。)
--「〜がいいんじゃ、ないだろうか、NE☆」
--「~だからNE☆、NE☆!」
--NE☆を連呼しすぎてエッエッエッエッ!みたいになる時がある。
-愛車はゲレンデヴァーゲン。お洒落。
-ご自身で2017年度のセンター地理Bを解いたら62点だったとか。
-駿台講師の中でも指折りの人格者である。
-やや早口なせいかマスクが合わないせいか、授業中かなりの頻度でマスクを摘み上げる動作をする。それに伴ってマスクの鼻先にチョークが付着し徐々にオレンジ色になっていく。
-東京工業大学と東京医科歯科大学の統合に対して、「俺は医科歯科なんだけど大学の名前が消えるってこと?まさか東京医科歯科工業大学なんて変な名前は付けないだろうしNe…」とやや残念そうにされていた。
-必ず右腕の袖を捲っている、何かこだわりがあるのだろうか。