池山廣 の変更点

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池山廣(いけやま ひろし)は、元駿台高等予備校講師。元新聞記者。小説家。

*経歴 [#tdd2ed47]
-大正3年(1914年)9月2日生まれ。
-國學院大學文学部国文科卒業。
-昭和55年(1980年)3月永眠。





*授業 [#cbd8c410]
-日本語の特質から現代文を学問として教えることを意識していた。
--今で言う指示語や主語を意識するなど現代ではオーソドックスな読解法。
-第一回の授業で擬古文を扱い、現代文と古文の違いを明確にするなどの指導法をしていた。
-日本語を切り口に日本人の国民性などに話が及ぶこともあった。

*人物 [#kcb15f9a]
-元新聞記者。作家。
-元現代文科主任。
-1970年代の駿台現代文科の中心人物。
--池田師が亡くなった後は現代文科の中心が藤田修一師に代わった。
-元新聞記者で小説家としても活動していた。
--「日本の牙」で第2回横光利一賞候補(昭和24年/1949年)。
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-芥川賞候補にも何度かなっていた。
--「日本の牙」で第22回芥川賞候補(昭和24年/1949年下期)、。
--「日本の牙」で第22回芥川賞候補(昭和24年/1949年下期)。
---受賞は井上靖「闘牛」。
--ただ川端康成などからの評価はボロクソであった。

-日本語の使い方に関してはかなり厳密な人であった。
--「予備校生の呼称は大学生に準じて『学生』である。」

-代々木ゼミナール数学科講師・山本俊郎先生も習ったことがある。

*著作 [#vf2f53cb]
**学習参考書 [#zcd892a7]
-『受験現代文の研究』(有精堂)
-『駿台補助教材 現代文ノート(四訂版)(駿台受験叢書)』(池山廣 著 駿台文庫、1972年(重版))
-『駿台高等予備校副読本 現代文ノート(駿台受験叢書)』(池山広 著 駿台文庫、1979年)
--現代文科副読本。