数学XS の変更点

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*使用コース [#y2a56ad1]
-EX東大理系、EX京大理系、スーパー東大理系、スーパー京大理系、スーパー東工大、スーパー東北大理系、スーパー国公立大理系、スーパー早慶大理系、EX国公立大医系演習、スーパー国公立大医系、EX私立大医系演習
*監修講師(テキスト作成者) [#e79a9efd]
-小林隆章、森茂樹、雲幸一郎、鹿野俊之

*構成 [#z1c64053]

>''前期''
-§1ベクトル、三角関数と図形
-§2平面図形と式、数列、数学Ⅱの微積分
-§3論理、多項式、指数・対数
-§4整数、場合の数、確率
-講義問題解答

>''後期''
-§1ベクトル、三角関数と図形
--補充問題
-§2平面図形と式、数列、数学Ⅱの微積分
--補充問題
-§3論理、多項式、指数・対数
--補充問題
-§4整数、場合の数、確率
--補充問題
-補充問題解答
-講義問題解答
-参考 データの分析
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*特徴 [#fc5b310b]
-数学X→数学X♯→数学XT→数学XS
-数学X→数学X♯→[[数学XT]]→数学XS
-数学ZSとともにスーパーコースで使用される。

-スーパー系のテキストは前期後期・理系文系とも合議により作成されている。
--各セクションをそれぞれの講師が担当してベースを作り、それを元に推敲したうえでテキストが作られている。ZSも同様の作成方法である。
--§1は鹿野俊之師、§2は雲幸一郎師、§3・4は小林隆章師が作成。
-テキストの核は代々受け継がれているものである。
--大元の元は中田義元・根岸世雄時代の『大学への数学シリーズ(黒大数)』(研文書院)である(「中田義元」師の項参照)。
-問題の出典は多くが難関大の過去問である(特に後期)。
--石川博也・清宮義幸師などの一部の講師は出典を教えることもある。
-関西でも使用されているテキストである。詳しくは「[[こちら>https://newoskwest.wicurio.com/index.php?%E6%95%B0%E5%AD%A6XS&word=xs]]」を参照。
**前期 [#h661082d]
-教科書章末問題レベルの問題が多い。ただ、§2はやや難しい問題も含まれている。
-前期テキストは左ページに予習のための自習問題、右ページに講義問題と基本事項という構成になっている。
-前期のテキストはかなり良くできていて、繰り返し復習すれば確実に実力がつく。小林師も前期テキストは問題と解答を覚えてしまうぐらい何度も復習すべきとおっしゃっていた。
-テキスト作成者の小林師は「前期教材の問題は入試問題として考えると簡単すぎるレベル。この教材を使って単に問題の解き方を覚えるのではなく、その問題のテーマとなっている数学的な事柄を基礎から正確に身につけることが大事。」といった旨を述べている。
**後期 [#s2ca5c79]
-市販の問題集のレベルでいうと上級問題精講と同等あるいはそれ以上。
-予習のための自習問題と基本事項は掲載されていないが、各セクション末に補充問題が掲載されている。
-巻末には「データの分析」基本事項と前年度共通テスト該当部分の問題と解答が掲載されている。
-小林師は「後期テキストは前期に比べ難しくなっているので、すぐに問題が解けなくても自信を無くす必要はない。典型的な解法を身に付けるものではなく、実践演習であり、考えて予習中心に取り組むように。」と仰っていた。
-小林隆章師がチーフであるからか、夏期講習の入試数学の盲点の参考題と似た問題がみられる。
-目標レベルは東大・京大などの最難関大と書いてあるが、実際のところはかなり東大の傾向に合わせて作ってある(というか東大の過去問が異常に多い)。特に後期になるとその傾向は顕著になる。
--実際、出典は東大(文科の過去問含む)を中心として東大京大東北大阪大など各旧帝大や東工大・一橋・早慶を中心に構成される。90年代後半から00年代前半のものが最も多いが、70年代の東大文科のものなど古い問題も幾分含まれる。
--後期のテキストもすごくいいのだが、難しめの問題集は巷にありふれているということか。