小島敏久 の変更点
Top > 小島敏久
- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
- 小島敏久 へ行く。
- 小島敏久 の差分を削除
小島敏久(こじま としひさ)は、駿台予備学校数学科講師。 *経歴 [#h36f6f5e] -1950年生まれ。 -東京教育大学附属駒場高等学校((現・筑波大学附属駒場高等学校))卒業。 -1972年、東京大学工学部卒業。 -1977年、東京大学大学院博士課程修了。 --工学博士。 --博士論文「陽電子消滅の金属学的応用 : 相変態を中心として」 -新日本製鐵株式會社勤務。 -元 一橋学院早慶外語講師(1980 - 年度?)。 -元 研数学館講師。 -駿台予備学校数学科講師(1983 - 年度)。 -元 SEG講師。[情報募集中] -元 代々木ゼミナール講師(1998 - ?年度)。[情報募集中] *授業 [#qeb3090e] -進行が上手く、飽きない授業を展開する。 -口頭で解答までの試行錯誤をストーリー立てて説明しながら解説を行う。 --説明には「発想の根拠」「陥りやすい間違い」「大局的な流れ」「キーワード」などが含まれており、それを適宜メモすると授業をより活かせる。 --解いている問題を集中的に解説するため、問題を超えた普遍的なことをあまり話さない分、物足りないと感じる者が特に上位者に幾らかはいる。 -大きめの字で板書し、始めに最後列の学生でも見えるか確認する。 --字が大きく3~4行しか書かない。 -予備校講師の例に漏れず字は綺麗でない。 --が、板書や図は非常に洗練されており教室の何処からでも見やすいようになっている。 -図を塗る作業を塗り絵と称し楽しんでいた。 --幼少期は戦後で物がなかったらしく、塗り絵をしたことがないそう。 -波線を引く際は「せ〜の、ウリウリウリウリウリ〜」と言う。 -担当セクション以外の分野まで含むまとめプリントを配布することもある。 *担当授業 [#b8a6065b] **通期 [#s2f8cbda] -数学X# --§? 大宮校 午前部理1/理3 (1985年度) --§? お茶の水3号館・午前部理1α(A~D組)(1988年度) -数学XT --§3 新宿校 東工大セレクトコース C組、D組(1992年度) --§5 お茶の水3号館 東大理系スーパー E組、F組、G組、H組 (1993年度) -数学XS --§? お茶の水4号館 難関国公立大理系セレクト (A〜D組)(1992年度) -数学XF§3(2時間連続) --新宿校 国公立大理系ファインコース/私大理系ファインコース(1992年度) -数学BT --§1 市谷校舎 医系スーパー(A〜D組)(1993年度) --§2 お茶の水3号館 東大理系スーパー(A~D組) (1992年度) -医系数学 -- 大宮校 午前部理3 (1985年度) **高校生クラス [#jdfe5c0e] -2000年前後には、現役フロンティア対象に、お茶の水3号館で「理系数学バトル」の名で単科を持っていた。 **講習 [#vb5d908f] -数学ネットワーク1°(夏期) --主に理系用 -数学ネットワーク2°(夏期) --文理共通 -数学ネットワーク完成1°(冬期) --主に理系用 -数学ネットワーク完成2°(冬期) --文理共通 -EST!EST!EST!(夏期) -オリジナル講座の「数学ネットワーク」や「EST!EST!EST!」のみをお茶の水及び大宮のみで担当していた。「数学ネットワーク」は分厚いテキストも相まって人気講座の一つであった。 **[[教育探究セミナー>教育研究セミナー]] [#la0c31c9] ***2020/2021冬期・春期 [#r0995d03] -闘う30題’20入試数学ベストセレクション(その1)(対面、東京会場) -闘う30題’20入試数学ベストセレクション(その2)(対面、東京会場) ***2021夏期・秋期 [#w5e4526d] -闘う30題’21入試数学ベストセレクション(その1)(対面、東京会場) -数学研究講座-最大・最小を求める-(映像) ***2021/2022冬期 [#l3de7584] -闘う30題’21入試数学ベストセレクション(その2)(対面、東京会場) -数学研究講座-最大・最小を求める-(映像) *人物 [#t3634a69] -現在は第一線を退いているが、かなりのベテラン講師。 -かつては、著作も数多く、有名人気講師だった。 -元一橋学院の看板講師。 -駿台でも全盛期には、秋山仁師・長岡亮介師と並ぶほどの人気があった。((『私の大学合格予備校作戦’91』(エール出版社、1990年))) -2013年度には出講校舎を市谷校舎と大宮校に絞り、3号館への出講を辞めた(代わりに清史弘師が3号館に出講した)。 -さらに2014年度には高卒クラスの出講を辞め、出講を箱根セミナーと教育研究セミナー(現・駿台教育探求セミナー)のみに絞った(代わりに清史弘師と清水厚司師が市谷校舎の出講を増やした)。 --「[[駿台教育探究セミナー>教育研究セミナー]]」の2020/2021年度冬期セミナー・春期セミナー『闘う30題’20入試数学ベストセレクション(その1)(その2)』(対面講座、東京会場)を担当している。 -一時期、駿台と代々木ゼミナールを兼任していたが、代ゼミでの人気はイマイチだったらしく、いつの間にか撤退している。 --代ゼミでも自身の単科ゼミ「Viva!楽しい理系数学」を担当しており、人気は低くはなかった(ある程度の人気がないと単科ゼミは担当できない)。 師の単科ゼミがあった1999年当時、駿台から西岡康夫師や今野和浩師が、河合塾から浅見尚師が代ゼミに移籍したばかりで、荻野暢也先生ら生え抜き組と凌ぎを削っており、数学単科ゼミの充実ぶりは他予備校を凌駕していた。 -一橋学院時代に執筆した(マイナーな)「代数・幾何」の参考書には、あの''秋山仁師よりも早く「発想法」が取り入れられ''ている。 --後に、版元移籍して、改題・再販された。 --https://roudai.exblog.jp/9185835/ -元SEG講師でもあり、『闘う50題』(SEG出版、年度版)は、SEGの出版事業休止により絶版となった今でも根強い人気がある。 --元々は共著であったが、共著者であった後輩(代々木ゼミナールに移籍した米谷達也先生)がSEGを退職したため、小島師お一人で原稿を書くという事態になった。 --前述の「[[駿台教育探究セミナー>教育研究セミナー]]」で本書の続編を開講しており、書籍化が望まれる。 --前述の「[[駿台教育探究セミナー]]」で本書の続編を開講しており、書籍化が望まれる。 -著書は多いが、前述の『闘う50題』以外は解説が薄く、また、現在ではほとんどが絶版になっている。 -月刊『大学への数学』誌にも記事を執筆していた。 -河合塾に移籍した西山清二師の盟友で、西山師が駿台を電撃退職した際には、いくつかの季節講習を後任した。 -「大学は卒業するつもりはなかった。」と言いながら、博士課程まで修了している。 -南野陽子さんのファンだった。現在は由美かをるのファンである。 -『α plus 実戦演習 精講』(開拓社)