小原英樹 の変更点

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[[小原英樹]](おばら ひでき)は、[[駿台予備学校]]化学科講師。

*経歴 [#i8a220ee]

-東京工業大学卒業。

*授業 [#o37950f6]
-いわゆる石川チルドレンであり、クラスによっては駿台らしい化学で電子の細かい話などを用いたアカデミックな授業を行う。
--特に有機化学特講ではかなり細かい反応機構まで説明なさる。
-活字と手書の入り混じった両面プリントを大量に配り、それに各自書き込みながら授業は進行する。通期で受けると最後にはかなりの量になる。
--プリントが主体であるので板書は少なめ。というか板書自体はそれなりにあるが基本プリント書き込み型なので特段ノートするほどの事ではないということである。
---ただし極まれに解答プリントを配布せず板書のみにて解説することもあるので注意されたい。
--プリントには電子軌道や酸・塩基についての詳しい解説・まとめや、難関大学では頻出のCOD、溶解度積などテキストでは大きく触れられていない内容についての概説や補充問題が多数収録されており、非常に充実している。
---師が授業で配布するプリントは師自身が作成されたテキストからの引用であることが多い。

-クラスのレベルによって授業内容をハッキリ変えている。
--プリントも化学Sと化学Hで別のプリント。
--下位クラスだと有機化学では有機電子論重視ではなく、暗記型重視の授業を展開する。

-活字と手書の入り混じった両面プリントを大量に配り、それに各自書き込みながら授業は進行する。
--通期で受けると最後にはかなりの量になる。
--プリントには電子軌道や酸・塩基についての詳しい解説・まとめや、難関大学では頻出のCOD、溶解度積などテキストでは大きく触れられていない内容についての概説や補充問題が多数収録されており、非常に充実している。
--プリントは師自身が作成されたテキストからの引用であることが多い。

-プリントが主体であるので板書は少なめ。
--というか板書自体はそれなりにあるが基本プリント書き込み型なので特段ノートするほどのことではない。
--ただし、極まれに解答プリントを配布せず板書のみで解説することもあるので注意されたし。

-重要事項を生徒に強く印象付けるような、非常に独特な解説が多い。特に無機分野ではその傾向が顕著に表れる。下記語録参照。
-問題文に与えられている数値には「」をつける。
-授業開始時には『こんにちは、それでは授業を始めます』と仰る。しかしすぐ授業に入るので生徒が挨拶を返すのは不可能である。
-授業ではかなり声を張るのだが、師の授業がテンポが良く、またプリントへの書き込みが多いためか眠くなる人が多いようだ。確かに過多ともいえる情報量を誇る小原師のプリントだが、師のしゃべったことを加えてプリントは完成する。なので手を動かそう。
-質問対応は非常に丁寧。授業中の語り口からも分かるように、生徒の立場から親身になって指導してくださる。
-勉強法についてはあまり触れないが「12月は共通テスト対策をしなければなりませんから2次対策は11月までにケリをつけないといけません。そうするとあと○ヶ月しかありませんから、時間は意外とありません...」という話は前期開講時・終講時になさる。
--特に4月で不合格の重い気持ちから抜け出せてない浪人生は月が迫ってることを痛感させられる。
*担当授業 [#m5b6bed1]
 [[市谷校舎]],横浜校,[[千葉校]],[[津田沼校]],[[仙台校]]に出講。
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''通期''
-化学S Part1(市谷校舎-SC、横浜校-SS、津田沼校、仙台校-SX,SA)
-化学H Part1(仙台校-SC)
-化学C Part2(仙台校-SP)
-高3スーパー化学(千葉校、津田沼校)
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''春期講習''
-スーパー化学(千葉校、津田沼校)
-スタートアップ化学(仙台校)
-医系化学(お茶の水校、市谷校舎、横浜校、仙台校)
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''夏期講習''
-[[化学特講Ⅰ>化学特講Ⅰ(計算問題)]](千葉校、津田沼校、仙台校)
-[[化学特講Ⅲ>化学特講Ⅲ(有機化学)]](池袋校、津田沼校、仙台校)
-医系化学(市谷校舎、横浜校、津田沼校、仙台校)
-東北大化学(仙台校)
-医系実戦テスト(映像)

}}}
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''冬期講習''
-[[化学特講>化学特講Ⅰ(総合実力完成)]](千葉校、津田沼校、仙台校)
-[[有機化学特講>化学特講Ⅲ(有機化学の完全征服)]](お茶の水校)
-医系化学(市谷校舎、横浜校、仙台校)
-東北大化学(お茶の水校、仙台校)
}}}
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''直前講習''
 直前Ⅰ期

 直前Ⅱ期
-医系プレ化学演習(市谷校舎、横浜校、仙台校)
-東北大プレ化学演習(お茶の水校、仙台校、[[映像>映像講座]])
}}}
*人物 [#hbd4fbb0]
-細川豊師、中村雅彦師らと同世代のベテラン実力派講師。

-福間&鎌田&田中師が相次ぎ移籍・退職したいわゆる%%暗黒の%%細川政権下では大川忠師とともに筆頭講師の一人であった。
--細川師と二人で3号館の東大理系スーパーコースの上位クラスを担当していた。
--ちなみに、下位クラスは星本悦司師、市谷校舎上位クラスは細川&大川師だった。
--福間智人師が引退した際に、いくつかの授業を後任して台頭した。
--とはいえ、今の化学科人気講師のように絶大な支持を得ていたわけではなく、師独特の%%粗い%%雰囲気が合わない生徒は、当時まだ若手だった景安師&橋爪師に流れていた。

-現在は高齢のため、最上位クラスの担当が少なく、知名度が特別高いわけではない。

-特に『医系化学』と『東北大化学』を長年担当し、教材や模試は師が作成している。
--東北大担当のためか、2018年度までは大宮校に出講し、『東北大化学』も開講していた。また、仙台校の全クラスを担当する。
--東北大への熱量は凄まじい。%%『医系化学』のテキストが東北大対策になってしまっているほどである%%
--冬期講習で担当していた『東北大化学』では、最終日に前・後期試験合わせて16年分もの化学の過去問(全国大学入試問題正解から抜粋したもの)を解答付きで配布してくださった。駿台と旺文社の著作権がフリーなら他の教科でもどんどん配布してほどしい。

-夏期の『化学特講Ⅲ(有機化学)』は多くの校舎で担当し、関東で唯一冬期講習の『有機化学特講』も担当する一方で、『化学特講Ⅱ(無機化学)』は担当してない。
--通期の『化学S Part1』にて、「反応式の基本パターンは3つだけであって10個にも分けてしまうと細かく分けすぎや」と発言していることから『化学特講Ⅱ(無機化学)』のテキストと師の無機化学の指導方針が全く一致してないのが一つの原因かもしれない(10個について詳しくは『化学特講Ⅱ(無機化学)』のページを参照)。
--もっとも、呈色反応など無機化学には様々な要素の総合結果を研究者でさえも暗記してその先の研究をすることが他の分野より圧倒的に多く丸暗記するしかない部分が多い事を踏まえると、電子論を用いて有機化学を理論的に説明出来る師の良さが出るのは『化学特講Ⅲ(有機化学)』の方であるので、こちらを多く担当するのは妥当だといえる。
--もちろんだが無機化学も理論絡みで説明できる部分はきちんと説明してくれるので心配はいらない。

-作成するテキストや模試に非常に偏りがある。
--具体的に言うとやたら多段階電離と有機構造決定を推す。
--冬期の医系化学は有機化学を扱うことになっているので、有機偏重で医学部対策になっていないという声は多い。全国的に見れば有機構造決定より無機分野の方が出やすいのは確かである。
--幾ら何でも夏期の医系化学、医系実戦テスト、東北大実戦模試全てに全く同じ問題を載せるのは問題があろう...
--ただし、医系化学は夏と冬で1つのカリキュラムであることは分かっていることなので、受講者はその点を踏まえて受講すべきではある。

-駿台予備学校で浪人経験がある。
-千葉市在住。近くに幕張メッセがあるらしい。最寄駅は天台駅。
--高層マンションの8階に住んでいる。台風の翌日にはベランダに箒が落ちていたよう。また、津田沼駅の行列を幕張メッセでの握手会に例えていた。
--原子核と原子の半径比較の際には、「1円玉」と「野球場」を例に比較した。その際に「野球場をZOZOマリンスタジアム」と例えた。

-関西人らしく関西弁と共に軽快に授業を進める。口調はダウンタウン松本人志。%%声も似ている。%%容姿は所ジョージ激似。

-大学時代、有機の研究をすることを望んでいたが、研究室選びのじゃんけんで負けて無機の研究室への配属となったそうだ。
--そして中村修二博士と同様の研究、つまり青色半導体レーザーの開発を行っていたそう。
-性格は非常に穏やかである。
--%%授業に遅刻し、そして途中退室しおにぎりを買ってきて、最前列で食べても怒らないほどである。%%もちろんこんなことはしてはならないが。

-駿台キョウサイ組合の一員である。

-好きなブランドであるのだろうか、私服はDOLCE&GABBANAであることが多い。師の眼鏡までもDOLCE&GABBANAである。師の「香水」歌ってみた動画が待たれる。また、Adidasもそれなりの頻度で着用している。

-なかなかのドルオタ。
--48は「フォーティーエイト!!」と発音し計算結果が48だとテンションが上がるほどである。
--たまに握手券の話をし、AKBの45thシングル選抜総選挙では渡辺麻友に120票入れたらしい。
-後述の2021年度に休まれた際の復帰後、ヘッドセットを新調なされた。それまでのヘッドセットはガムテープでぐるぐる巻きにして使用しており、壊れそうであった。新しいものは師の声をよく拾うので授業中の声がさらに大きく聴こえるようになった。

-2019年度の前期第3週目にご病気で倒れられた。
//--急なことであったようで、
--代講は、津田沼校化学S Part1はSAが樹葉瑛士師、SHが酒井俊明師、市谷校舎では首藤大貴師。心配である。
--仙台校の生物科の阿部昭博師が心配してらした。
--現在はすでに復帰された。急性心筋梗塞であったようだ。仙台校の2限連続の化学の1限後に「少し心臓が痛いのでもしかしたら休むかも。」と言ってそのまま戻ってこなかった。師曰く、すぐに病院で診察した所、即座に救急搬送された。医師からはあと1時間遅かったら死んでいたとも言われた。
--師は手術中スクリーンを見たらしく、製造メーカーを確認したところ『福井電機』と。師が住んでいる幕張にあるマリンスタジアムの電光掲示板にも使われてるやん!と思い少し感激したそう。
-2021年度の前期にも体調を崩され2週間ほど休まれた。授業で解説出来なかった分野のプリントについては、授業で書き込む予定だった部分に赤で記入されたものが配られ、プリントが欠けずに全て揃うようにしてくださった。
//1か月ほどになったのは休講週と被ったのではないかと思う。ちょっと盛りすぎ。
--仙台校に関しては1ヶ月ほど休まれたので北田真吾師が代講で授業をされた。
--関東各校舎では補講が行われた。
*語録 [#bfcfb30e]
-ほぼ100%的に!!
-マルキューポイント5倍!(109.5°)
-タン塩食べてゲルマニウムすな!(14族)
-IN極!(電子が入ってくる方が陰極)
-水中ハマグリ方式(水中でも2AgOH→Ag₂O+H₂O)
-そんなにバカにすな!
-カケルート(√CK  弱酸の水素イオン濃度)
-溶けて当たり前極
-カッツリ割り切れた!
-ボ&size(40){''ホ''};ク!!(電気陰性度、B→H→C)
-フォン!!!(F→O→N)
-アンミンするなら、ドアにカギ!
-地殻(近く)でO Si Al Fe(おっしゃって)
-タナで寝そべる
-同素体がないのはF P I(不倫の愛)
-フォウ!!!(P「4黄」リン)
-スカタン!!(スルホン酸カルボン酸炭酸)
有機電子論では、原子をまるで生き物や人間のように例えて説明することがある。
-美味しいパイ(π電子)食べたいって言って出ていくんですね
-別れたつもりがまだ付き合っとった!(環状エステルの加水分解)
-お腹空かせた方が美味しく食べられるから、(電子を)1個置いていくんですよね
-あっとビックリ、ジャイアンツカープ三連戦(相補塩基対のAとT、GとCの組み合わせ、GとCは水素結合が3つ生じる)
-パス降りれん!!(高級脂肪酸)
-オガネソン!!どんな村やねん!
-メチメチ!!(メチル基が2個)
-キャオ!!(CaO)