荻野文子 のバックアップ(No.9)
- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- 現在との差分 - Visual を表示
- ソース を表示
- 荻野文子 へ行く。
- 1 (2023-02-19 (日) 09:04:04)
- 2 (2023-12-14 (木) 04:33:38)
- 3 (2023-12-15 (金) 20:45:42)
- 4 (2023-12-25 (月) 20:52:27)
- 5 (2023-12-26 (火) 12:01:22)
- 6 (2023-12-26 (火) 15:51:36)
- 7 (2023-12-28 (木) 11:24:19)
- 8 (2024-07-21 (日) 10:21:30)
- 9 (2024-07-21 (日) 16:24:52)
- 10 (2024-07-22 (月) 10:31:47)
- 11 (2024-07-22 (月) 13:51:40)
- 12 (2024-07-29 (月) 18:17:16)
荻野文子(おぎのあやこ、1957年 - )は、学研プライムゼミ古文科講師。元駿台予備学校古文科講師、元代々木ゼミナール古文科講師、元東進ハイスクール古文科講師。文筆家。
経歴
- 1957年、兵庫県西脇市生まれ。
- 兵庫県立西脇高等学校卒業。
- 上智大学文学部国文学科卒業。
- 元ヒューマンキャンパス講師(1985 - 年度)。
- 元駿台予備学校古文科講師。[要出典]
- 元代々木ゼミナール古文科講師(大阪校)( - 1989年度)。
- 元東進ハイスクール古文科講師(1990 - 2011年度)。
- 学研プライムゼミ古文科講師。
- 大学受験単科塾TOY(トイ)・Ans(アンズ)・navio(ナヴィオ)塾長。
- 「講師アカデミー」共同主宰。
授業
- 全文訳と品詞分解を否定した非常に実戦的な授業。
- 文法事項をわかりやすく公式化するため、初級者や苦手な人にも即効的に一定の効果がある。
- 一方で、例外を無視した過度の公式化や断定的な表現も多く、専門的な間違いをしばしば指摘されている。
- 全文訳ではなく15分ピックアップ読みを推奨している。
- 重要単語を230に絞り込んでいる(=マドンナ古文)。
- 「マドンナ先生」と言われているから優しそうに聞こえるが、実際の授業はかなり厳しい。
- 居眠り・私語などの非常識行為をとると、容赦なく教室よりたたき出された。
- また、受講生からの相談についても、かなりの厳しさがあった。
- 真剣な相談だと何時間でも話を聞いたが、単なる「甘え」や不真面目な相談だと、「大人の仕事をなめるんじゃねぇ」と、冷たく突き放していたという。
人物
- 古文の「マドンナ先生」として知られていた美人講師。
- 東進では、駿台の高橋いづみ師に対抗してか、「古文のマドンナ先生」として猛プッシュされ、1990年代は超人気講師だった。
- いづみ師よりも美人であった。
- 過去20年間の入試問題を自ら解き、90分(1コマ)の授業に約3倍の時間を予習に費やしていた。
- 東進ハイスクールで1991年に始められた衛星放送による映像授業(サテライブ)を提案したとされている。
- 1990年代は圧倒的な人気講師であったが、2000年代になって第一線を退いた後は、ずっと「客員講師」として過年度収録の映像が残っているだけの状態だった。
- 2011年をもって東進を去られ、学研に移籍。
- 東進を去るにあたって、当時の講師契約により映像授業も2011年度をもって廃止された。
- がしかし、荻野先生はその授業映像を学研に持っていって「学研web講座 マドンナ古文web」として開講。
- その後、東進の理社講師の大量移籍に伴って開講した「学研プライムゼミ」と合流し、現在も東進で2000年代前半に収録された映像を使いまわしている。--料金は東進の頃より若干安くなっているが、基本的に15年ほど前の講座ばかりなので学研プライムゼミの講座の中ではおすすめできない。
- ネット上で、「東進ハイスクールで、荻野先生が元・代々木ゼミナールの吉野敬介氏(2008年度~2019年度東進在籍)と人気を二分していた」かのような記述が見受けられるが、吉野氏の東進出講開始時、荻野師は既に第一線を退かれ、客員講師待遇であったので、明らかな間違いである。
「以前は荻野先生が人気を誇っていたものの、師が東進に投身してからはその人気を2分するようになった。徐々に師の人気が増していく中、2015年限りで荻野先生は東進を去ることとなる。
というのは俗説で、吉野先生移籍時には荻野先生は客員講師として東進では既に第一線を退いていた。」
(吉野 敬介 - 東進ハイスクール&衛星予備校wiki)
- 現在は、「学研プライムゼミ」で古文の全授業を担当されている。
収録されたのは相当前だと推定される。どころか、東進時代に流していた映像をそのまま流用しているにすぎず、古文について学ぶのには悪くないが、大学入試の傾向は必ずしも一致していないため、受講する際は注意するべき。
- 著書の『マドンナ古文』(学研プラス)は受験生に高いシェアを誇るが、上野一孝師、田畑千恵子師、三輪純也師、松本裕喜師などに批判されている。
- 同師編著の学校副教材『新修 古典文法』(京都書房)も三輪純也師に猛烈に批判されている。
- 三輪純也師いわく荻野氏の本は欠陥だらけなのだが、受験に直結する根本的かつ重大なミスもあるそう。特に、敬語の説明がすべて的外れらしい。
- 今でも「学研プライムゼミ」を導入している塾等で特別授業をすることがある。
- 兵庫県内の公立高校を出て、東京で浪人生活を送った。
- 受験時代くじけそうになり、予備校の屋上から参考書を全て投げ捨てたことがある。
- 編集プロダクション勤務、家業の書店経営を経験したのち、結婚後に住み始めた大阪の小さな予備校で講師の仕事を始めた。
- 実家がAns(アンズ)という書店を経営しており、2階で同名の小規模な予備校を展開している(していた?)。
- 講師になる以前はマスコミ業界で働きたいという夢を持っていた。
- また、ゴダイゴのスティーブ・フォックスのファンレター処理の手伝いをしていたことがある。
著作
学習参考書
- 『荻野文子の超基礎国語塾 マドンナ古文 パワーアップ版(大学受験 超基礎シリーズ)』(荻野文子 著 学習研究社、1992.04、2001.04.04、学研教育出版/学研マーケティング、2013年2月27日)
- 『荻野文子の超基礎国語塾 マドンナ古文単語230 パワーアップ版(大学受験 超基礎シリーズ)』(荻野文子 学習研究社、1996.03.10,2006.03.03(改訂版)/学研教育出版/学研マーケティング2013年2月27日(パワーアップ版))
単語帳はドラゴンイングリッシュ英単語の古文版のようなもので?丸暗記を排除したものとなっている。- ↑出版順が逆で本末転倒な表現である。
- 『マドンナ古文単語 230 れんしゅう帖 パワーアップ版大学受験(超基礎シリーズ)』(荻野文子 著 学習研究社、1997.06.10/学研プラス、2016年8月3日)
- 『荻野文子の超基礎国語塾 マドンナ古文常識217(大学受験 超基礎シリーズ)』(荻野文子 著 学習研究社、1995年04月10日/学研教育出版/学研マーケティング、2013年2月27日)
- 『荻野文子の 特講マドンナ古文 和歌の修辞法―入試で和歌が出たらラッキーと思える本(大学受験 超基礎シリーズ)』(荻野文子 著 学習研究社、2004年3月24日)
- 『古文完全攻略 マドンナ入試解法(大学受験 超基礎シリーズ)』(荻野文子 著 学研教育出版/学研マーケティング、2015年7月8日)
- 『マドンナ センター古文(ビジュアル式 センター攻略)』(荻野文子 著 学研教育出版、2009年6月10日)
- 『荻野文子の[古文]に強くなる実況放送 上・下 (有名講師の実況放送シリーズ)』 (荻野文子 著 東進ブックス/ナガセ、1992/6/1~1992/8/1)
- 『名人の授業 荻野の古文レッスン 上・下』(荻野文子 東進ブックス/ナガセ、2004年3月27日)
- 『古典文法識別問題の定番BEST35 ― 文法問題を解くための文法』(桐原書店、1998)
- 『荻野のイッキに古典文法』(栄光、2003)
- 『文語文法 演習ノート 改訂版』(京都書房、1995)
- 『新修 古典文法 二訂版』(荻野文子 編著 京都書房、2000.8.1、2007.1.1(改訂版)、2011.02.01(二訂版)/開隆堂)
- 『新修 古典文法 二訂版 ドリル編』(荻野文子 編著 京都書房、2010/1/1/開隆堂)
一般書
- 『百人一首―恋のうた(ワインブックス)』(学習研究社、1990年12月1日)
- 当時、東進ハイスクールにパンフレットを請求するとタダで貰えた。
- 『枕草子―清少納言をとりまく男たち(ワインブックス)』(学習研究社、1991/11/1)
- 『マドンナ先生古典を語る(学研M文庫)』(学習研究社、2001)
- 『マドンナ先生古典を語る2 おとこ・女・いま・昔(学研M文庫)』(学習研究社、2001)
- 『おとこ女いま昔』(毎日新聞社、1999)
- 『ヘタな人生論より徒然草』(河出書房新社、2003)
- 『さみしい夜に読むことば』(青草書房)
- 『千年の恋心―源氏物語を彩る女君たち』 (荻野文子 著/櫻井清華 特別協力 ビジネス社、2008/12/22)
- 『英語対訳で読む美しい日本の「こころ」』(実業之日本社)
- 『徒然草 兼好法師 両面から、物事を見よ (NHK「100分de名著」ブックス)』(NHK出版、2012/10/19)
- 名著、げすとこらむ。:100分 de 名著(https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/09_tsurezuregusa/guestcolumn.html)