入不二基義 のバックアップ(No.6)
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- 入不二基義 へ行く。
- 1 (2022-03-16 (水) 10:44:07)
- 2 (2023-02-02 (木) 14:53:05)
- 3 (2023-02-27 (月) 11:19:48)
- 4 (2023-03-11 (土) 19:01:28)
- 5 (2023-09-09 (土) 00:10:51)
- 6 (2023-09-18 (月) 19:11:34)
- 7 (2023-11-24 (金) 18:22:43)
- 8 (2023-11-26 (日) 03:05:37)
- 9 (2024-03-11 (月) 18:40:22)
- 10 (2024-03-15 (金) 23:09:25)
- 11 (2024-05-04 (土) 10:53:54)
- 12 (2024-06-13 (木) 17:39:17)
- 13 (2024-10-17 (木) 15:29:36)
- 14 (2024-11-24 (日) 15:53:47)
- 15 (2024-12-20 (金) 18:19:44)
- 16 (2024-12-21 (土) 10:42:17)
- 17 (2024-12-24 (火) 15:33:40)
- 18 (2025-01-05 (日) 11:26:17)
- 19 (2025-01-14 (火) 09:36:53)
- 20 (2025-01-16 (木) 09:47:17)
- 21 (2025-03-23 (日) 15:13:59)
入不二基義(いりふじ もとよし)は、哲学者。青山学院大学教授。元駿台予備学校英語科講師。元東大進学塾エミール英語科講師。
経歴 
- 1958年11月11日生まれ。
- 神奈川県立湘南高等学校卒業。
- 早稲田大学中退。
- 東京大学文学部哲学科卒業。
- 東京大学大学院人文科学研究科修士課程(哲学専攻)修了。
- 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。
- 1993年、山口大学教養部講師。
- 1996年、山口大学教育学部助教授。
- 2004年、青山学院大学文学部心理学科助教授。
- 2008年、青山学院大学教育人間科学部心理学科教授。
- 専門は英米系の哲学・倫理学・論理学。
授業 
- 長文を「For Study」と対応させながら読み、単語・熟語のイメージの説明もする。
- 長文の中でポイントをいくつかピックアップし、それを中心に解説する。
- 一文が長い場合も、構文・英文の構成などからかなりわかりやすく説明する。
- 雑談が多く、進度はやや遅い。
担当授業 
通期 
主に「英語長文問題演習A」の授業を3号館の東大文系スーパーコース、1号館の早慶大理系スーパーコース、新宿校のスーパーコースで担当していた。
- 英文法教本B
- お茶の水7号館 午前部私文2β 1988年度
当時、私文2βは1号館と5号館のはず
- お茶の水7号館 午前部私文2β 1988年度
- 英語総合問題B-Ⅰ
- お茶の水1号館 午前部文3 1989年度
- 英語長文問題演習A
- お茶の水3号館・午前部文1α 1990年度
- お茶の水3号館・東大文系スーパー 1992年度、1993年度(後期の途中まで 後任は今井宏師)
- お茶の水1号館・早慶大理系スーパー(A組、B組) 1992年度
- 新宿校・東大文系スーパー、東大理系スーパー、早慶大文系スーパー
高校生クラス 
- 3号館の高3クラスも担当していた。
講習 
人物 
- 哲学者(分析哲学、倫理学、論理学)。アマチュアレスラー。
- 伊藤和夫師の愛弟子と言われる。
- 伊藤師の物まねが非常に上手かった。
- ただ授業は伊藤師の考えに寄りながらも、そこに師なりの考えを加えていたそうだ。
- 早大を中退後、浪人時代に同じ年の彼女と駆け落ちして、親に勘当され、二人で信州のそば屋で働いていた。
- 自殺未遂をしたが、命は取り止め結婚した。
- 公園での放浪生活などを経験(実際は同棲時代に彼女に働かせて、自分は一日中何もせずに公園のベンチなどで寝ころんで過ごしていただけ)した後、三浪相当で東京大学に進学した
- 三浪時に駿台に通った。
- 東京大学院博士課程在籍中に駿台英語科講師となる。
- 1993年度後期途中、山口大学の常勤講師に着任と同時に退職。
- 青山学院大学に着任後、駿台と再び関わりを持つようになる。
- エミールにて高2読解などを2010年頃担当。
授業の大半は大島師のように教養的雑談で終わるという。
- エミールにて高2読解などを2010年頃担当。
- ブログとTwitterをなさっている。哲学的な話題や、師が青学に着任してから息子に影響されて没頭しているレスリングの話題(観戦などではなく、師自身が選手として活動なさっている。)のほか、駿台に関する話題も数多く綴られている。
- 師の駿台との関わり並びに駿台愛の深さが伺える投稿が数多くある。またTwitter上では時折、大島師を初めとする現役駿台講師とリプライを交わし合うなどの交流を目にすることもできる。
- 師の著書は、2018年度東北大の国語をはじめ、様々な大学で問題文として採用されている。また、師自身が著者の観点から、且つ元予備校講師としてその入試問題を解説するなど、粋な取り組みを多くなさり、駿台内外の多くの予備校講師が賛辞を送っている。
- 結婚をしていなかった伊藤和夫師の最期を看取った。*1
- 駿台在職時に著した『〈思考する〉英文読解(駿台レクチャー叢書)』(駿台文庫、1993年)は、現在、超プレミアムが付いている。師本人もこのことをご自身のTwitterにて取り上げている。
- 『高校英語研究』(研究社)に、伊藤和夫師の「英文講読教室」の後を継いで「英文講読演習」という連載を持っていた(1994年度)。
- 「大学受験ラジオ講座」を担当したこともある。
- 担当直後山口大学の就職が決まり、出演回数は2回であった。その後任として大島保彦師が引き継いだ。
- 霜栄と大島保彦師の尽力で、2020年度の春休み(3月末)から、高校教員向けセミナーの企画が進行している。
- 高校教員以外の受講者─社会人や学生─にも公開したいというのが師の要望で、「哲学的文章の読書会」という演習型の講座を開く方向で、話が進んでいる。
- 大学の演習で師がやっていること(日本語で書かれた哲学系の優れた文章を超精読すること)を、高校教員・社会人等を対象に読書会形式で行って、読解力・思考力のブラッシュアップの機会を提供したいという講座。
- 「超精読」というのは、師著『哲学の誤読』(ちくま新書)でやったような読み方を受講生と一緒にやるということ。
- 「哲学の授業の中で、こんな風に言うことがある。『ふつうの勉強では、分からないことを分かるようにする。でも哲学では、分かっている(と思っていた)ことが実は分からないということが分かるようになる。』」
- 神奈川県の入不二さんという苗字はすべて師の御親戚とおっしゃっていた。
著作 
学習参考書 
- 『〈思考する〉英文読解(駿台レクチャー叢書)』(駿台文庫、1993年 絶版)
- 現在、超プレミアムが付いており、師本人もこのことをご自身のTwitterにて取り上げている。
- 「英文講読演習」
- 『高校英語研究』(研究社)に、伊藤和夫師の「英文講読教室」の後を継いで「英文講読演習」という連載を持っていた(1994年度)。未単行本化。
一般書 
- 『英語で読む哲学―哲学のエッセンスを原文で学ぶ』(入不二基義 編 研究社、2013年1月24日)
- 『哲学の誤読―入試現代文で哲学する!(ちくま新書)』(入不二基義 著 筑摩書房、2007年12月10日)
- 現代文(国公立対策)(2019年度)に収録された『転校生とブラックジャック』の文章も扱われている。
- 『問いを問う――哲学入門講義(ちくま新書)』(入不二基義 著 筑摩書房、2023年9月)
論文 
- 国立情報学研究所収録論文
- 国立情報学研究所