三國均 のバックアップ(No.6)
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- 1 (2022-02-09 (水) 00:16:33)
- 2 (2022-09-09 (金) 18:55:21)
- 3 (2023-02-18 (土) 18:18:55)
- 4 (2023-05-28 (日) 18:39:46)
- 5 (2023-06-25 (日) 10:41:16)
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- 10 (2023-11-05 (日) 15:03:35)
- 11 (2023-11-07 (火) 17:48:07)
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- 13 (2024-04-18 (木) 12:23:51)
- 14 (2024-05-19 (日) 13:18:41)
- 15 (2024-09-19 (木) 19:55:38)
- 16 (2024-09-20 (金) 17:15:05)
- 17 (2024-09-20 (金) 18:16:34)
三國均(みくに ひとし 1934年 - 2005年9月)は、元駿台予備学校化学科講師。元化学科主任。理学博士。
経歴
- 東京理科大学卒業。
- 東京工業大学大学院修士課程修了。
- 専攻は物理化学。
- 元 東京大学教養学部基礎科学科助手。
- 元 横浜市立大学講師。
授業
- 優しく語りかけながら、ひたすら板書する授業で、受講生は講義中、ノート取りに終始した。
- レギュラー授業は、上級者にはやや物足りなかった。
- 講義は、著書『化学入門』(駿台文庫)、『化学標準問題精講』(旺文社、三訂版まで)そのままだった。
- 板書は『化学入門』のダイジェスト版であった。
- 講義や板書を著書にしたので表現が逆である。
- 有機化学の数辞の説明で、「テトラポット」を「トテラポット」とわざと言い間違えるのは、師の数少ない持ちネタである。
担当授業
- 90年代半ばまでは、
3号館の午前部理1α〜東大理系スーパーの全クラス、難関国公立クラスの上位2クラス、
市谷校舎の午前部理3α〜医系スーパー、午前部理3β~ハイレベル国公立医系の上位2クラス、
八王子校の午前部理特〜東大理系スーパー、早慶理系スーパーを担当していた。 - 新宿校の東大理系スーパーに出講した年もある。
- 1993年に札幌校が開設した一年間だけ、通期で出講していた。
その時の相方の講師が、鎌田師だった。 - 90年代後半からは、
3号館の東大理系スーパーの下位クラス、京大理系スーパー、
四谷校の医系スーパー、
八王子校を主に担当していた。 - 冬期講習の「化学特講」(三國師が教材を作成)は、無機分野の難問対策で東大受験生に人気があった。
通期
- 化学AⅠ(2時間)
- 市谷校舎・午前部理3α(A組・B組) 1988年度
- C組・D組は吉永師。
- 市谷校舎・午前部理3α(A組・B組) 1988年度
- 化学AⅡ(1時間)
講習
春期講習
- スタートアップ化学
夏期講習
- 化学特講
- 東大化学
- 無機化学(駿台サテネット21) 1996年度
冬期講習
直前講習
- 東大化学
特設単科講座
- 化学・三國講座 お茶の水校
- 人気講座。午前部の授業よりもやや難しい教材を使っていた。
- 誰でも得意になれる化学ー理論化学と無機化学ー お茶の水校 - 2004?年度
- 2004年度の代講は神林宏征師。
- 化学 基礎から完成まで(駿台サテネット21)
人物
- 化学者(物理化学)。
- 元化学科主任教授。
- 1964年度には既に駿台講師をしていた。
- 現在に通ずる受験化学の方法論を確立した人物。
- 長年(1999年度に石川正明師編集の関西教材が関東にも導入されるまで)、テキストも編集していた。
- 師の著書(『化学標準問題精講』(旺文社、三訂版まで)など)と問題がかなり重複していた。
- 長年、『傾向と対策』(旺文社)の執筆を担当するなど、大学受験化学の第一人者だった。
- 奇を衒わないオーソドックスな授業で人気を博した。
- 初級者や苦手な人に人気があった。
- 基本を重視し大学範囲には立ち入らないため、上級者には軽視されがちであった。
- 関西の講師も三國師が作成した東大実戦模試の化学の問題を褒めており、教材に使うとき許可を得ていたという。
- 顔や雰囲気が北野大氏に似ていた。
- 市谷校舎で、若き日の石川正明師にもぐりで受講生を獲られた師が激怒して、石川正師の関東へのレギュラー出講を止めさせたという伝説がある(ただし、真偽は不明)。
- 石川正明師編集の分厚い関西教材の導入には、最後まで反対していたとも言われている。
- 旺文社の「大学受験ラジオ講座」にも出講し、講義がカセットテープ教材として市販されていた。
- 最晩年は授業中に「手が痺れる…」とこぼしていた。
- 2003年、水泳中に手が痺れて動かなくなり、その後、首の動脈からの出血が原因で倒れ、意識不明の重体に陥り入院し、そのまま休職、引退となった。
著書
学習参考書
- 『必修 化学 問題精選(駿台受験叢書)』(三國均 駿台文庫、1985年7月)。
- 『大学受験必修 化学入門(駿台受験叢書)』(三國均 駿台文庫、1987年6月)
- 『新・化学入門 <化学IB・II>(駿台受験シリーズ)』(三國均 駿台文庫、1996年4月)
- 『新・化学入門 <増補改訂版>(駿台受験シリーズ)』(関藤裕司・三國均 共著 駿台文庫、2005年11月8日)
- 『大学受験必修 化学入門問題演習(駿台受験叢書)』(三國均 駿台文庫、1990年11月)
- 『新・化学入門問題演習 <化学IB・II>(駿台受験シリーズ)』(三國均 駿台文庫、1997年7月)
- 増補改訂版(三訂版)は関藤裕司師著。
- 『新作問題集』(旺文社)
- 当時の駿台テキストと同じ問題が載っていた。
- 『化学標準問題精講』(三國均 旺文社、1984年2月10日、1991年3月1日(改訂版))
- 当時の駿台のテキストと問題がかなり重複していた。
- 『化学IB・II標準問題精講 [三訂版]』(三國均 旺文社、1996年2月1日)
- 『化学IB・II標準問題精講 パワーアップ問題集』(三國均 旺文社、1998年12月)
- 『難関校突破のための 化学特講90』(三國均 旺文社、1985年)
- 『特ゼミ 大学入試 三國の化学』(三國均 旺文社、1990年)
- 上記の改訂版。
- 『特別講義 精選化学IB・II問題演習(応用編)』(三國均 旺文社、1999年2月15日)
- 上記の改訂版。
- 『基礎化学問題精講』(三國均・小倉勝幸・関藤裕司 旺文社、1988年3月)
- 『基礎化学IB問題精講 改訂版(基礎問題精講シリーズ)』(三國均・小倉勝幸・関藤裕司 旺文社、1995年3月)
- 上記の改訂版(新課程版)。
- 『化学IB・II基礎問題精講(基礎問題精講シリーズ)』(三國均・小倉勝幸・関藤裕司 旺文社、1998年9月)
- 『三國の精選化学問題演習』(三國均 著 旺文社、1992年10月15日)
- 『大学受験 精選化学IB・II問題演習〔改訂版〕』(三國均 著 旺文社、1996年6月1日)
- 『共通一次 傾向と対策 化学I』(綿抜邦彦・三國均 共著 旺文社 年度版( ~1983年))
- 『傾向と対策 共通1次の化学』(綿抜邦彦・三國均 共著 旺文社 年度版(1984~1988年))
- 『大学入試・傾向と対策 センター試験の化学』(綿抜邦彦・三國均 共著 旺文社 年度版(1989年~))
- 『センター試験 傾向と対策 化学IB』(旺文社 年度版)
- 『三國の「パーフェクト化学」(ラ講テープライブラリー)』(旺文社)