EX東大理系演習 のバックアップ(No.20)


【2011年度 新設
【2022年度 名称変更】→スーパー東大理系演習

目標大学 Edit

 東京大学

設置校舎 Edit

概要 Edit

答案作成力の徹底強化に主眼を置いた最難関レベルの特別選抜コース

特徴 Edit

東大入試の出題形式に対応した『テキストを使った講義+テスト演習・解説』で構成した専用のカリキュラムにより、東大合格の決め手となる「答案作成力(記述力)」の強化に主眼を置いたコースです。東大入試を熟知した講師陣が、豊富なテスト演習を通して、最高レベルの論理的思考力・応用力・精密な論述力を養成し、東大合格を堅固にします。(極めて高いレベルで切磋琢磨したい方を対象とします。)※選抜制

 
  • 浪人生の中のエリート(笑)が集まるコースである。
  • 一方で僅差で不合格となった優秀な二浪生以上に、再び駿台で同じことを繰り返させないよう設置されたコースとも言われている。実際に、理三僅差落ちの二浪生が再び市谷校舎スーパー国公立大医系αコースに通おうとしたところ、駿台の職員から電話で直接このコース入りを勧められている。*1
  • 逆に演習コースには二年連続では所属できないとされる。*2
    • 演習テストの問題はあまり改訂されないためこのコースに所属できるのは1度限りである。このコースで落ちてしまっても次年度以降は他のコースにしか入れない。
  • 本気で東大を志望する人の集団である。
  • 駿台が合格率9割を謳うコース。
  • 例年、早めに締め切られるので、国公立大学後期日程の発表を待っていると間に合わない。
  • 講師、授業ともにとてもレベルが高く、もし入ってついていける自信があるならこのコースが良い。
  • 通期の授業の中にテスト演習の時間が組み込まれている。テキストを使った講義で基礎や要点を総ざらいすることと並行して、実戦的な演習とその解説により得点力の向上を図る。講義形式の授業では、通常コースより講義問題が絞られているテキストを使用したり、通常コースと同じテキストでも全ての問題は扱わなかったりする。
  • テスト演習は基本的に東大の形式や傾向に合わせてあるが、出典は過去の駿台模試や東大以外の難関大学であることが多く、ほぼ初見の問題である。ほとんどのテストは採点され、コース・クラスの平均点や得点分布が掲示される。
    ただし、実戦テストの得点がクラス分けの成績などとして扱われることはない。
    • 演習テストの問題だけ手に入れて授業を切る者もいる。
  • 通常コース同様、「スーパー東大添削指導」がついている。各科目4回、課題が出されるので、それを期限内に提出すると添削されて返ってくる。対象は全科目。

お茶の水校(SW・SX・SY・SZ) Edit

  • 2022年度はSX、SY、SZの3クラス編成。
    • 3クラス186人。
  • 2023年度はSWが新設され4クラス編成。
    • 替わりにSDが廃止された。
  • ライバルは河合塾本郷校の「ハイパー東大理類数理演習コース」(2023年度は「ハイパー東大理類演習コース」)と代々木ゼミナール本部校「エグゼクティブ東大理科」である。
    • スーパー東大理系演習コース」時代のライバルだった河合塾本郷校「プレミアム東大理類コース」は2021年度をもって廃止となった(SEGとの提携期間が終了したことによるのだろうか)。

高卒クラス詳細/3号館

横浜校(SX) Edit

  • 2022年度新設。
    • 横浜校スーパー東大理系実戦演習プラスコースは、お茶の水校スーパー東大理系演習コースに次いで締切になりやすかったためか、改称に伴い横浜校にも新設された。
    • 教務の兼ねてからの願いだったそう。
    • 2022年度からは教務が交代し、東大クラス二つをまとめて担任している。
    • 3号館の点数や、横SAの情報をふんだんに教えてくださる。
    • 一部、横SAと講師が異なるが、いずれも実力派もしくは茶3号館SAに出講している講師
    • 一方、横SAは講師が茶3号館ではお目にかかれないような講師(特に平井師、宮下師、内野師、景安師、斎藤師など)が多く、講師陣の配当が場合によっては茶3号館よりもいいとも言え、一長一短。横SAの方が講師配当がよいと感じるかもしれない。
    • 横SX.横SA共に人数が少なく担任や講師との距離が近い。
  • 上位層は茶3号に引けを取らない。
    • ただし、単独クラスのためピンキリは激しい。
  • SAとの成績差はかなり大きい。
    • 初年度(2022年度)の第2回の東大実戦ではA判がSXが15人弱(クラスの半分)、SAが3人であった。これはクラスが70人であることを考えるとなんとも言えない結果である。
    • 講師配当やカリキュラムの問題でなく、優秀者のパイがほぼSXに流れたせいと思われる。
  • 内野師の添削を毎週受けられる(茶3号館にかつては出講していたが霜栄にバトンタッチした)。
  • 2023年の合格率は6割程度。
    • 茶SY(旧)より高く茶SX(旧)よりは低い。
    • 1クラス20人程度と少ないため、合格率はその年に入る生徒によって大きく変わる。

高卒クラス詳細/横浜校

授業(教材) Edit

  • 多くの現役生が数英優先で勉強を進めることを考慮して?、国語と理科で差をつけるためのカリキュラムになっている。
    • 例えば、授業コマ数に関して、国語と理科は通常コースより多いが、数学と英語は通常コースより少ない。
    • 授業内で演習する時間がとられることも考えると、数学と英語の講義の時間はかなり少な目になる。
      高卒クラス詳細/3号館
       
      以下は、スーパー東大理系演習コース時代の情報で、現状とは異なる。

英語 Edit

  • 英語構文S
  • 英文読解演習S
  • 英作文法演習S
  • 東大英語テスト演習

数学 Edit

国語 Edit

  • 現代文(東大対策)
  • 古文T?/東大古文テスト演習
  • 漢文A/東大漢文テスト演習

理科 Edit

  • 物理SE/東大物理テスト演習
  • 化学S/東大化学テスト演習
  • 生物SE/東大生物テスト演習

地歴公民 Edit

沿革 Edit





*1 『天才たちのメッセージ 東大理III 合格の秘訣(27)』(データハウス、2012年)
*2 『天才たちのメッセージ 東大理III 合格の秘訣(30)』(データハウス、2015年)