EX東大理系演習 のバックアップ(No.18)


【2011年度 新設
【2022年度 名称変更】→スーパー東大理系演習

目標大学 Edit

 東京大学

設置校舎 Edit

概要 Edit

答案作成力の徹底強化に主眼を置いた最難関レベルの特別選抜コース

特徴 Edit

東大入試の出題形式に対応した『テキストを使った講義+テスト演習・解説』で構成した専用のカリキュラムにより、東大合格の決め手となる「答案作成力(記述力)」の強化に主眼を置いたコースです。東大入試を熟知した講師陣が、豊富なテスト演習を通して、最高レベルの論理的思考力・応用力・精密な論述力を養成し、東大合格を堅固にします。(極めて高いレベルで切磋琢磨したい方を対象とします。)※選抜制

 
  • 浪人生の中のエリート(笑)が集まるコースである。
  • 一方で僅差で不合格となった優秀な二浪生以上に、再び駿台で同じことを繰り返させないよう設置されたコースとも言われている。実際に、理三僅差落ちの二浪生が再び市谷校舎スーパー国公立大医系αコースに通おうとしたところ、駿台の職員から電話で直接このコース入りを勧められている。*1
  • 逆に演習コースには二年連続では所属できないとされる。*2
    • 演習テストの問題はあまり改訂されないためこのコースに所属できるのは1度限りである。このコースで落ちてしまっても次年度以降は他のコースにしか入れない。
  • 本気で東大を志望する人の集団である。
  • 駿台が合格率9割を謳うコース。
  • 例年、早めに締め切られるので、国公立大学後期日程の発表を待っていると間に合わない。
  • 講師、授業ともにとてもレベルが高く、もし入ってついていける自信があるならこのコースが良い。
  • 通期の授業の中にテスト演習の時間が組み込まれている。テキストを使った講義で基礎や要点を総ざらいすることと並行して、実戦的な演習とその解説により得点力の向上を図る。講義形式の授業では、通常コースより講義問題が絞られているテキストを使用したり、通常コースと同じテキストでも全ての問題は扱わなかったりする。
  • テスト演習は基本的に東大の形式や傾向に合わせてあるが、出典は過去の駿台模試や東大以外の難関大学であることが多く、ほぼ初見の問題である。ほとんどのテストは採点され、コース・クラスの平均点や得点分布が掲示される。
    ただし、実戦テストの得点がクラス分けの成績などとして扱われることはない。
    • 演習テストの問題だけ手に入れて授業を切る者もいる。
  • 通常コース同様、「スーパー東大添削指導」がついている。各科目4回、課題が出されるので、それを期限内に提出すると添削されて返ってくる。対象は全科目。

お茶の水校 Edit

  • 2022年度はSX、SY、SZの3クラス編成。
    • 3クラス186人。
  • 2023年度はSWが新設され4クラス編成。
    • 替わりにSDが廃止された。
  • 具体的な目安は、共通テストで9割・秋の東大模試で理一理二B判定最上位くらいだと思われる。
    • また、駿台側の説明会では東大の得点開示に記される不合格者ランクがB以上が目安との説明がなされる。
  • お茶の水校には京大医学部、阪大医学部などに対応するクラスがないためか、講師目当ての他大学志望の人も一定数存在する。
  • やけに某ペン剣や某関西進学校など東大進学校出身者や鉄緑出身者が多く、すでに小さいコミュニティができていがち。また、超進学校の生徒だと演習コースが不適正な生徒でも駿台側が通してしまう傾向にあり、SA残留も怪しいような沈殿層が一定数いることも事実。逆に鉄緑出身はSXなど上位クラスの上澄に行くことが多く、特に数学などに関しては、1年間必死に勉強しても追いつけないようなバケモノ生徒が一定数いる。特に最近は理科一類難化に伴いそのような生徒も増えつつある。大体彼らは理数系が強いが国語英語が崩壊しているケースが多数なためこのコースのモットーにマッチしている。このようなガチプロは自称理3志望を名乗り更なる高みを目指し、、A判定やB判定をコレクターしたあと理科1類や理科2類に余裕で受かっていく。
    • 彼らは判定を見ているのでなく、順位や過去の自分との相対評価で見ている。もう彼らのモチベは留まるところを知らない。
    • なお鉄緑会での浪人生指導は、1年目のみ過去問配布、メールでの添削相談、対面面接があるが、浪人生相手には大体このコースに在籍している前提で話が進む。鉄緑で上位層にいた人間でも普通に一定数は落ちるので鉄緑にいて落ちたら干されるわけではない。
    • 鉄緑会は一浪まで実績にカウントしている為、駿台の演習上位クラスの方が合格率自体は圧倒している。
    • たとえSEGや鉄緑会にいたとしてもつまらなくならないような学習好奇心を刺激する授業が提供される。[独自研究]
  • 東大実戦模試や駿台全国模試、オープン、本レなどはA判以外人権がない。
    • 浪人生は夏までAをとるが秋から堕ちるといったパターンが少なくないが、現役時代にAやBを連発していた生徒の集まりな上、モチベーションが高いゆえ常に「雲の上」を滑走し続ける。
  • 後述の通り、クラス分けが熾烈の争い。SA並の講師の質はSXSYのみ(SYは人によりだが小倉師や吉田師の顔を拝めないのは痛い)である。お目当ての師や地雷講師を避けたい(SZ濃厚)ならば、クラス分けのない横浜校が無難か。
    • 実際横浜校はパンフレットでクラス分けなしをウリにしている。雲Kやコバタカ、大島師、吉田師には会えないが、内野師や石井師、雲Tや石川博也師、永島師といった横浜SAや3号館SAで人気の実力派に習える。特に、内野師に添削をまとまった数してもらえるのは、高3特訓・現代文以外存在せず超貴重。
  • 後述の通り、クラス分けが熾烈の争い。SA並の講師の質はSXSYのみ(SYは人によりだが小倉師や吉田師の顔を拝めないのは痛い)である。お目当ての師や地雷講師を避けたい(SZ濃厚)ならば、クラス分けのない横浜校が無難か。
    • %%実際横浜校はパンフレットでクラス分けなしをウリにしている。雲Kやコバタカ、大島師、吉田師には会えないが、内野師や石井師、雲Tや石川博也師、永島師といった横浜SAや3号館SAで人気の実力派に習える。特に、内野師に添削をまとまった数してもらえるのは、高3特訓・現代文以外存在せず超貴重。
  • ライバルは河合塾本郷校の「ハイパー東大理類数理演習コース」(2023年度は「ハイパー東大理類演習コース」)と代々木ゼミナール本部校「エグゼクティブ東大理科」である。
    • スーパー東大理系演習コース」時代のライバルだった河合塾本郷校「プレミアム東大理類コース」は2021年度をもって廃止となった(SEGとの提携期間が終了したことによるのだろうか)。
      • なお、河合塾のハイパーコースは、数学、理科は基礎の習得を前提にし、特に後期にはほぽ毎回演習がある。化学Sや数学XZSのような基礎に立ち返った授業は少ない。一方英国は基幹授業のみかつ任意受講制。文類アドバンスは定期的に東大型の英語テスト演習を行うが、理科生は理系科目にリソースが寄り、文系科目がウィークポイントになりやすい。実際講師配当も英語国語は明らかに文類コースと格差がある。大して駿台の演習コースは基幹授業とテストが全科目で併用されることが特徴で、全科目特に文系科目に力が入るよう設計されていて、3号館SZ以外は、全科目トップ講師が配当されることが多い。また前期は講義の比率が河合塾よりもかなり高く、底上げをした後に演習に入るようになっている。
      • 2021年度は特に河合塾本郷校では大量に学費減免(10万円から50万円)を配りある程度優秀な学生を集めたが、苑田先生やSEGの撤退、財力を底を突き減免が渋くなり、2022年度は上位層の大量獲得に失敗した模様。
      • 森下師「去年(2021年)、河合塾は50万円減免とかばら撒いたらしいけど今年は渋いみたいだねえ。合格実績も微妙だったし苑田先生もお辞めになっちゃったしね?君たちもアレに釣られちゃった人いるんじゃない?」
  • 以下は、クラス各論。

SW Edit

  • 2023年度新設(旧SX)。
  • 全国からやってきた強者どもの集まり。
    • 50人単位でほぼ100%の東大合格率を誇り、理系受験生の集団としては日本で一番であると言っても過言ではない。
    • やたら鉄◯会出身生が多く、駿台の教材を使わずに、鉄◯会の教材を使い続ける生徒も多い。そうなると果たして駿台の合格者としていいのかは疑問。
      • 「こんなん鉄◯ではどうやって教えてたの?ねぇ教えて?」「毎年、去年の教材は捨てろって言ってるんだけど、だいたい鉄◯の奴らは鞄に潜めてんのよ。それで授業来ない奴とか落ちろ!て思うよなぁ。まあ、入るんだけど。」(M下師談)
  • 女子は10人くらい。(2022年度旧SX)
  • トップ集団の集まりということもあり、講師の配当は最高レベル。
  • クラス分けに関わる前期の模試に関しては、SWクラスの平均点がだいたいSAクラスの10位前後の得点と同じくらいになり、東大でB以下の判定をとってしまうと残留の見込みが薄くなる。
    • 2022年度SXは定員60人強で2650/3400点くらいがボーダー。
    • 2023年度はクラスも増えてどうなるかわからないが、2700をしっかり超えることがSWの目安になるのかも?

SX Edit

  • 旧SY。
  • SWほどではないが、それでもなかなかの実力で、年によっては理科三類に合格する生徒もいる。
  • 講師も半分くらいはSWと共通。このクラスまでが演習コースの中の上位クラスと考えられる。
  • 3クラスの中では教室の人口密度が最も低い。
  • 自分はSWには入れないけれど、かなりできると勘違いしている人が多く、安心感に浸り全く勉強に手が付かなくなる人が一定数存在する。
  • 最も差が開きやすいクラスといっても過言ではない。
  • 駿台全国やマークなどが苦手で東大型が得意な人などは毎回の演習テストでSW以上の人もいる。
  • 前期SAから後期SY(旧)に編入できた例もある。
    • 前期の模試成績合計が2600/3350程度。

SY Edit

  • 旧SZ。
  • 下位クラスではあるものの、模試の平均点、合格率はSAより高い。合格率は6割。(不真面目な生徒も多く、真面目にやっている人だけで考えると、SXと遜色ない合格率と言えるかも)
  • 取り敢えず演習コースに入っているような著しく成績が悪い生徒がいる中でこの平均点を保てているので、SY上位層のレベルは低くない。
    • 毎回の演習や東大実戦でSXを凌駕する成績を取る人が一定数いる。
  • ハズレの講師はいないと言っていいが、人気講師が多く担当するSW.SXとは異なる講師が担当することが多い。

SZ Edit

  • 2023年度に実質、新設された最下位クラス。
  • SAよりレベルが低く、演習コースの名を借りた人数集めクラス。

横浜校(SX) Edit

  • 2022年度新設。
    • 横浜校スーパー東大理系実戦演習プラスコースは、お茶の水校スーパー東大理系演習コースに次いで締切になりやすかったためか、改称に伴い横浜校にも新設された。
    • 教務の兼ねてからの願いだったそう。
    • 2022年度からは教務が交代し、東大クラス二つをまとめて担任している。
    • 3号館の点数や、横SAの情報をふんだんに教えてくださる。
    • 一部、横SAと講師が異なるが、いずれも実力派もしくは茶3号館SAに出講している講師
    • 一方、横SAは講師が茶3号館ではお目にかかれないような講師(特に平井師、宮下師、内野師、景安師、斎藤師など)が多く、講師陣の配当が場合によっては茶3号館よりもいいとも言え、一長一短。横SAの方が講師配当がよいと感じるかもしれない。
    • 横SX.横SA共に人数が少なく担任や講師との距離が近い。
  • 上位層は茶3号館に引けを取らない。
    • ただし、単独クラスのためピンキリは激しい。
  • SAとの成績差はかなり大きい。
    • 初年度(2022年度)の第2回の東大実戦ではA判がSXが15人弱(クラスの半分)、SAが3人であった。これはクラスが70人であることを考えるとなんとも言えない結果である。
    • 講師配当やカリキュラムの問題でなく、優秀者のパイがほぼSXに流れたせいと思われる。
  • 内野師の添削を毎週受けられる(茶3号館にかつては出講していたが霜栄にバトンタッチした)。
  • 2023年の合格率は6割程度。
    • 茶SY(旧)より高く茶SX(旧)よりは低い。
    • 1クラス20人程度と少ないため、合格率はその年に入る生徒によって大きく変わる。

授業(教材) Edit

  • 多くの現役生が数英優先で勉強を進めることを考慮して?、国語と理科で差をつけるためのカリキュラムになっている。
    • 例えば、授業コマ数に関して、国語と理科は通常コースより多いが、数学と英語は通常コースより少ない。
    • 授業内で演習する時間がとられることも考えると、数学と英語の講義の時間はかなり少な目になる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

沿革 Edit





*1 『天才たちのメッセージ 東大理III 合格の秘訣(27)』(データハウス、2012年)
*2 『天才たちのメッセージ 東大理III 合格の秘訣(30)』(データハウス、2015年)