講師/古文科
Last-modified: Sat, 07 Dec 2024 09:35:02 JST (133d)
古文科講師一覧 
あ~お 
朝倉吏?、五十嵐康夫?、上原良夫?、大井洋、太田豊明?、大野優?
か~こ 
さ~そ 
阪本総雄?、塩沢一平、下屋敷雅暁?、菅原たかえ、杉本康榮?、関谷浩
た~と 
ま~も 
や~よ 
吉川慶子
わ~ 
古文科講師の特徴 
- 松井師・田畑師・松本師・渡辺師らが中心になって上位コースを運営している。
- 近年になって急速に世代交代が進んでいる。
- コロナ前までは、かつて『古文解釈の方法』で一世を風靡した長老講師・関谷浩師、古くから駿台講師と大学教授を兼任していた国文学者・秋本吉徳師の存在感が強かった。だが、関谷師は現在ではお茶の水校や市谷校舎で授業を持たなくなり、秋本師も2022年に急逝した。
- また、その関谷・秋本両師に次ぐ第3の男とも言われていた白鳥永興師は、秋本師よりも早く逝去。関谷師を受け継いで東大古文を担当していた上野一孝師も関谷師より先に引退している。
- そういった中で、特に松本師や渡辺師の存在感が増している。現在では、関谷師の「古文解釈の追求」もお茶の水校では開講されなくなり、秋本師がテキストを手がける看板講座だった「古文特講」も「難関・古文総合」という講座に置き換えられた。時代は確実に変わっている。
- 古文科の講師の高齢化は全科目を見ても深刻である、かつかつの人数でギリギリ回している、という意見もある。
- 上位クラス出講の主要講師の年齢がかなり高く、世代交代が中々進まない印象が強いという指摘もある。
- 現状では、3号館では田畑師・松井師・松本師・渡辺師の4人で全11クラスの授業をなんとか回している。だがそんな中でも、東大演習コースを中心に担当されている田畑師が徐々に担当を減らし、比較的若手の渡辺師、松本師が3号館の授業を多く持つようになるなど、世代交代は進みつつある。
- とはいえ、田畑師も松井師も還暦を過ぎており、その次に3号館担当となりうる「若手の」講師が見当たらないのは確かである。
- 札幌校は上記の松本師と渡辺師で全ての授業を回し、仙台校はローカル講師の武田師が全授業を回している状態である。ゆくゆく関西古文科から人材を借りてくることになるのだろうか。
- ローカル校舎を含めれば、大宮メインの小向寿宏師、津田沼・柏メインの鳥光宏師、横浜地区の下屋敷雅暁師・三輪純也師といった実力講師もいるにはいるが、鳥光師と三輪師は還暦を超えており、慢性的な人手不足は否めない。比較的若手の下屋敷師も2023年5月から休講されている。
- 上位クラス出講の主要講師の年齢がかなり高く、世代交代が中々進まない印象が強いという指摘もある。
- 古い時代から東大閥と國學院閥が双璧をなしている。
- ただし英語科同様軋轢がある訳ではない。
- 東大閥は高橋正治師、上野一孝師、松井誠師、三輪純也師、
塩沢一平師など。國學院閥は小柴値一師、桑原岩雄師、関谷浩師、下屋敷雅暁師、吉川慶子師。かつて早慶コースやサテネットを担当し東進に移籍した栗原隆師も國學院の大学院出身である。学閥争いより東大閥の個人間争いの方が激しかった。というか秋本閥vsその他である- ちなみに秋本師と上野師は授業でも対照的な点が多かった。例えば上野師は自らが俳人なのもあって、和歌をあたかも情景が浮かぶように読解することを得意としていた。一方で秋本師は和歌が大嫌いで、源氏物語は高橋師に命じられるまで読まなかったほど。和歌に限らずレトリックなどから構造的に解釈を施すことが多かった。そのため物語は大抵その内容に難癖をつけ、歌論や旅行記を好んで扱っていて、むろん解説は論理的であった。
- 最近はやはりというか、早慶閥の台頭が目覚ましい。早大閥は田畑千恵子師、小向寿宏師など、慶大閥は渡辺剛啓師。