清史弘
Last-modified: Thu, 13 Feb 2025 03:53:45 JST (65d)
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清史弘(せい ふみひろ)は、駿台予備学校数学科講師。数学教育研究所代表取締役。作曲家。ピアニスト。作家。
経歴 
- 1965年、北海道生まれ。
- 1989年、早稲田大学理工学部数学科(現・数理科学科)卒業。
- 1991年、早稲田大学大学院修士課程修了。
- 専攻は非線型の偏微分方程式論。
授業 
- 各クラスのレベルに応じて、たいていの人が話についてこれるような授業を展開する。
- 数学に関する雑談をはさみながら、解法や方針、定石にふれつつ簡潔な解答を示す。
- 解法や方針や定石、公式を使い方・注意点、解答の順序、初見の問題の解きほぐし方、計算量を減らす工夫などはしっかり教えてくれる。
- テキスト問題解説に入る前に計算問題を解かせたり、テキストとは別に難易度の高い問題を出題したりもする。
- 解答以外は口頭説明も多いので話を聞いてメモしよう。
- ちゃんと話を聞いて授業内容を記憶するか、メモをとるかしたら、すくなくとも解答を書くだけの授業という評価にはならないような気がする。
- 板書はきれいな字ではある。
- 板書は基本答案とそれに対する注と補足説明・図のみとなる。
- 問題によっては方針や考え方・ポイントなども解答の横に板書してくださる。
- 師が担当をしている早稲田理工の青本の数学の解答解説も同じように書かれている。
- 方針などをあまり書かず口頭で済ますのでポイントが頭に入ってこない。
- 大学別の授業では傾向なども細かく教えてくれる。
- 特徴を板書で書いてくれることも。
- 授業中は寄り道も多く、数学の話がとても興味深い。
- これからの国の教育方針等の面白い話もするがしばしば脱線する。
- 本の作成や教師への指導、全国での講演会などの経験から知った教育界、受験界などの裏話をよくしてくれる
- 生徒によっては合わない者もいる。
- 淡々とした解説で眠気を誘う。
担当授業 
1号館,2号館,3号館,市谷校舎,自由が丘校,横浜校,あざみ野校,東大進学塾エミールに出講。
通期
- 数学XS§2(3号館-SA〜SC)
- 数学XS§3(市谷校舎
-SA〜SC,SE、横浜校
-SA,SS)
- 数学XM§3(市谷校舎
-SE)
- 数学XN§3(横浜校
-SF,SH)
- 数学YS§1(3号館
-LB、横浜校
-LA,LB)
- 数学ZN§1(2号館
-SJ)
- 高3スーパーα数学Ⅲ(自由が丘校)
- 高3スーパーα医系数学(横浜校
)
- 高3スーパー医系数学(横浜校
)
- 高2スーパーα数学Ⅲ(3号館
)
- 高2スーパーα数学ⅠAⅡB(3号館
)
- 高2BS数学
ⅡB(オンデマンド)
- 高1スーパーα数学ⅡB(1号館
)
- 高1BS数学
ⅠA(オンデマンド)
春期講習
夏期講習
- スーパーα数学
III(自由が丘校)
- スーパー数学総合IAIIB(あざみ野校
、お茶の水校
)
- スーパー数学総合III(あざみ野校
、横浜校
)
- 数学総合III(横浜校
)
- この夏極める数学
IAIIB(オンデマンド)
- 医系数学(横浜校
)
- 東大理系数学(横浜校
)
- 東工大数学(横浜校
)
- 早慶理工数学(横浜校
)
- 高2スーパーα数学Ⅲ(お茶の水校
)
- 高2東大文系数学(お茶の水校
)
- 高1スーパーα数学ⅡB(お茶の水校
)
冬期講習
直前講習
直前Ⅰ期
直前Ⅱ期
人物 
- 大学院在学中より受験業界で指導しているベテランB級講師。
- 大学院在学中よりSEGで数学を教え始める。
- 参考書を多数執筆している。
- SEGでの授業プリントを元に出版した「数学
受験教科書」、その改正版である「分野別受験数学
の理論」、前記2つの著作群と思想を同じくする「新数学
Plus Elite数学
」などを執筆している。全てあわせると膨大な量である。
- 本人曰く、好き勝手なことばかりしていて駿台の御上に嫌われているため、夏期講習のオリジナル講座新設を却下されている。ちなみに、講座名は『計算のエチュード』という予定だった。
- 計算のエチュードは書籍化するとかしないとか。
- 多くの書籍を出版しているが、実は印税はそこまで対したことなく、一コマまじめに働いた方が儲かるのだとか。
- 『数学
の幸せ物語』(現代数学
社、2010年)という少し変わった本も書いていて、この本を原作とした短編映画『幸せ物語』(古新舜監督、2010年)では脚本を担当。
- 2011年、fm yokohamaのラジオ番組「Future Scape」に出演し、センター試験対策、数学
のおもしろさや『幸せ物語』について語った。
- 2011年、fm yokohamaのラジオ番組「Future Scape」に出演し、センター試験対策、数学
- SEGでの授業プリントを元に出版した「数学
- エミールや講習の東大理系数学、映像授業なども担当する。
- 通常授業をこなすかたわら、参考書執筆や数学
教育に関する講演・講義も熱心にこなしている。
- 面倒見の良い指導と柔らかな語り口で行われる実践的な授業は受験生だけではなく多くの指導者から定評がある。
- 駿台教育研究所での高校の教師向け授業では毎回内容の違う様々な講座を開講していて、啓蒙活動に余念が無い。
- 通常授業をこなすかたわら、参考書執筆や数学
- 既婚。
- 自分大好きすぎて気持ち悪い奴である。
- すこし高めの声で、メガネをかけている。
- 毛量が多く、長めのヘアスタイル。
- 趣味は天体観測、数値暗記、横山光輝・弘兼憲史の作品の収集など。プロ野球も好きな模様。
- 体調の悪そうな生徒を見つけると、教務を呼び出してくださるなど面倒見のいい一面も
通称自称「受験界のショパン」(本人の個人ブログによる)。- 自作曲CDの通信販売のほか私立高校文化祭などでのピアノ演奏会も行っている。
- 1997年、札幌市にある苗穂保育園の園歌を作曲した。
- 還暦近くにもなって共通一次数学が満点だったことを自慢している
が、一浪しても国立大には落ちた模様(笑)。- なお、共通一次数学が「理系なら満点が当たり前」だったのは共通一次初期の話だが、共通一次数学全般が簡単だったかのような間違った事実を拡散している。
- Twitterをしている。
- かなり長めのツイートをなさる。
- 数学的にこれは正しいとか間違ってるとか言ったことを呟いているのでたまに見ると解答作成で役立つかもしれない。
- 著書の間違いをTwitter上で栗塚久志師から辛辣に批判された時は完全スルーしていた。
- たびたび頭の悪いツイートをして炎上している。頭だけではなく性格も悪い模様。
発言集 
- 「θをテータって読む講師がいてそれを間違っているって言う人がいるんですけど、本来のギリシャ語ではテータでシータは英語
風の読み方なんですよね。よく調べもせずにこういう言う講師がいるからどんどん嘘が広まっちゃう」
- 「よく教科書は絶対正しいってスタンスの人がいますけど、あれを作成するときは高校の教師の機嫌を損なわないように上手に作るんですよ。例えば最大値を求める問題は答えだけを書けばいいのに最後に(x=□)って付け加えないといけない勘違いしている人がいる。そういう人がクレームを出すから解説の中にそこをいろいろ混ぜ込んで工夫するんですね。それで勘違いする生徒が増える。」
- (練習問題を出した時に)「こういうのの質問は私にしてくださいね。授業で違う問題出すとなぜか怒る講師がいるんですよ。確か次は雲師(孝夫)でしたっけ?ああ、あの兄弟は性格いいから大丈夫ですよ」ただ、一応質問は念のために自分にして欲しいとのこと。
著書 
学習参考書 
- 『受験生のための教科書』(自費出版)
- 『受験教科書』(SEG出版)
- 『受験数学の理論』(駿台文庫)
>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796113401/
数学の計算革命 (駿台受験シリーズ)
清 史弘
一般書 
- 『数学の幸せ物語 [前編][後編]』(清史弘 著 現代数学社、2010年1月25日〜7月22日)